概要
『スプラトゥーン3』で初登場した、設置型のスぺシャルウェポン。
発動するとカンヅメのような装置を持ち、投げることで冷蔵庫が展開・設置される。冷蔵庫にはドリンクが入っており、ヒト状態で近くを通過することで受け取ることができる。
ドリンクを飲むことで、一定時間、特定のギアパワーが発動した状態になり、自分や味方を強化することができる。在庫は4本用意されており、ひとり1本まで。取られてしまう心配はないため焦る必要はない。
デメリットとして、ドリンクの効果が付いている最中はエフェクトがつき、潜伏中でもどこにいるかがわかってしまう(このためイカニンジャとの相性は最悪に近い)。
また起動時には「テンテレレテンテンテ～ン♪」と大きな音が鳴るため、使用者は位置がバレ、取りに行く方も出待ちされてやられる可能性があるため注意。
パワーアップ内容
- ヒト移動速度アップ・イカ移動速度アップ
57表記でGP29分、3.9表記で2.3分発動する。
- 相手インク影響軽減・アクション強化・スーパージャンプ時間短縮・スペシャル減少量ダウン・復活時間短縮
57表記でGP57分、3.9表記で3.9分発動する。
アクション強化はイカロールの減速が完全になくなり、イカノボリのチャージが最短、ジャンプ撃ちのブレ増加が一切なくなる。
スペシャル減少量ダウンは、倒されてもゲージが一切減らなくなる。
復活時間短縮は、相手をキルした場合や、ギアパワー「リベンジ」「復活ペナルティアップ」が発動した場合でも効果が発動する。
なお、効果時間中にデスした場合効果はその時点で切れるが、復活時間短縮は発動する。
使用できるブキ
詳しい内容
効果時間
基本効果時間は、スタンド、ドリンク共に15秒。ただし、ガチヤグラの上にスタンドを置くとスタンドの設置時間が7.5秒と少なくなる(グレートバリアなどと同じ仕様)。
スペシャル性能アップを積むとドリンクの効果時間が伸びる(最大25秒)。
効果時間中に別の味方のドリンクを飲むと、効果は上書きされる。
スタンドの判定
スタンドは基本的に時間が経つまで壊す事ができず、またすり抜けられるのはイカ状態の時のみ。インクやボムはもちろん、ガチアサリでさえ遮ることができる。
これを利用し、ホップソナーなどと同じようにガチヤグラの上に置いて盾として使うことができる。
なお、スタンドが壊れる条件はイカの通り。
- 同じ使用者によって新しいスタンドが設置された
- 別の使用者により同じ位置にスタンドが設置された
- 動くステージギミック(ガチヤグラ、スポンジ、キンメダイ美術館の回転足場など)との接触
ギミックで壊れた場合はすぐスペシャルゲージを溜めなおせるようになるが、狙って壊すのは難しく、出してすぐ壊れてしまうようではゲージの無駄もいいとこなので、壊れないように置く場所はよく考えよう。
使い方
味方が全員いるときに使うのがベスト。またステージの端に置くと味方はとりに来れにくくなってしまう為、ステージの真ん中手前に置くことが大切。
また、復活ペナルティアップと組み合わせることで、自身はドリンクを飲んでデス時のデメリットを踏み倒し、相手に一方的にペナルティを押し付けるという戦法も考察されている(特にN-ZAP85で使用する通称「ペナアップZAP」が有名)。
余談
- ドリンクには世界的に有名な某電気ネズミの尻尾のようなイナズママークが描かれている。
- ドリンクはオキモノとしてザッカ屋から購入可能であり、形こそ不完全だが現状唯一の「ロッカーに飾れるスペシャルウェポン」である。
- ドリンクはヒト状態ならスペシャル発動中でも取ることができる。カニタンクは転がり状態を解除する必要があるため注意。
- 取れる手段の少ない前夜祭時点で評価は高かった一方で、初期は「復活ペナルティアップ」「リベンジ」が発動すると効果中の「復活時間短縮」と「スペシャル減少量ダウン」が打ち消されてしまっていたため評価は低かったが、2023年1月18日のアプデ以降打ち消されなくなり、更に2023年5月31日の「スペシャル性能アップ」を装着していない場合の効果時間を約2秒延長という上方修正を受けたことで、一躍「メンバーに一人は欲しい」と言われるほどの強スペシャルとなる。特に上記のN-ZAP85、ヒッセン・ヒューはメインの扱いやすさもあってよく使われ、同時期にメインのアッパー調整も入ったR-PEN/5Hはスプラトゥーン甲子園やフェス100ケツの常連ブキとなるほどに評価を上げた。
- 他の強いとされるスペシャルと比べると、「味方への依存度が高い」「スタンド所持者が複数いると編成事故になりやすい」という難点はあるが、それでも強力であり、2023年8月31日のアップデートにてスペシャルのクールタイムが7.5秒から10秒に延ばされた。
