心の後ろ戸君の背中閉じる
孤独も痛みも全部置いて
悲しみの出口 幸せの入口
脈打つ鼓動を僕に残して
季節を巡らせ笑顔になる未来
扉の前 見送るよ
楽曲情報
| アーティスト | 東方LostWord feat.榎本温子 × はにーぽけっと |
|---|---|
| 曲名 | カナシミのデグチ |
| 原作 | 東方Project 上海アリス幻樂団 |
| 原曲 | 秘匿されたフォーシーズンズ |
| 作詞・コーラス | あき |
| Guest Guitar | 友樹 |
| 編曲 | はにーぽけっと |
| 企画・音楽プロデュース | コンプ（豚乙女） |
| MV制作 | 七薙 |
キャラクターとしての概要
終局に至りつつある世界の摩多羅隠岐奈。ロストワードを終わらせるため異世界またぎの旅を続けていた。汎異記号は『L80』。
かつてロストワードによって全てを失った『復元者(レストアリ)』の1人である。
容姿はL1の隠岐奈と同じだが注目すべき点があるとするなら隠岐奈が腰掛けている集積された記憶の結晶ともいえる宝座(オーファン)である。
【宝座(オーファン)】
後戸の国が裏返された姿。
かつてから幻想郷を裏側から監視してきたと同時に、隠岐奈の道筋の背景として全てを見通してきた存在である為、内包する情報量は莫大であるという。
隠岐奈曰く色々出来るし何でも出来るとの事だが、本人ですらその機能の全てを把握しきれてはいないらしい(隠し機能がある事を知らなかった様な素振りを見せていた)。
隠岐奈はこれを「座り心地が身体によく馴染む」と評し、お気に召している様子。
なお見た目が見た目なせいであんなものやこんなもの呼ばわりされている。
実質的には幻想郷みたいな物なのでからかうのは程々に。
プレイアブル化
4周年期間中である2024年6月14日開催の『宝座に潜む背面の秘密』レリックおいのりで実装された。
スペルカード
「フルスロットルだ、宝座(オーファン)！」
スペルカードの符名は乳部と奇賢者異策。摩多羅神の伝承から繋がりがある者達や幻想卿の境界を担う賢者達の弾幕を再現・複合アレンジしている。
- 乳部「マターラナーサリー」
「今こそ 幻想郷改造に与せよ 起き上がれ 国造くにつくりの輩ともがらよ あの頃は楽しかったな そうであろう 不死川の師匠よ」
宝座を操作して次々と扉を出現させて連続で弾幕を放つスペルカード。
豊聡耳神子の召喚「豪族乱舞」、霍青娥の道符「タオ胎動」、エタニティラルバの蝶符「デッドリーバタフライ」の弾幕達を再現・複合アレンジさせたもの。
- 奇賢者異策「アポストルカウンシル」
「賢者ＸＸＸＸ(うずまさ)の名において命ず 明治十七年の記憶を呼び起こせ 天破れ 地が割れようとも 我々が成し遂げるのだ」
宝座を操作して扉を出現させて真上から弾幕の雨を降らせた後に真下から龍を形どった包帯が光線を放つスペルカード。
八雲紫の「憑坐の憂鬱」と茨木華扇の龍符「ドラゴンズグロウル」の弾幕達を再現・複合アレンジさせたもの。
- 「楽園へのエクソダス」
「永き時をかけ 茫漠(ぼうばく)の野を渡れ 見えざる楽園を 心に信じよ お前たちは 私とひとつである 我が背面 愛しき二童子よ」
宝座から降りて自身の背後に補色の扉を出現させて開かせた後に相手を後戸の国へと引きずりこみ補色の2対の扉から次々と弾幕を降らせるラストスペル。
台詞
一部台詞において、主人公に風符や花符を使用するかどうか提案してくる台詞が存在する。
余談
気質は『大気の川』。のこと。
小ネタ
タイトル
ショット・スペルカード
- ショット
拡散ショットは東方鬼形獣Extraの驪駒早鬼の通常弾幕と東方心綺楼の秦こころのスキル「歓喜の獅子面」、集中ショットは東方天空璋の高麗野あうんの通常弾幕と東方輝針城の少名針妙丸の通常弾幕（お椀が破壊された時の光弾）の複合。
- スペルカード
スペルカード1の乳部『マターラナーサリー』は豊聡耳神子の召喚「豪族乱舞」、霍青娥の道符「タオ胎動」、エタニティラルバの蝶符「デッドリーバタフライ」のミックス。
※1:31から
スペルカード2の奇賢者異策『アポストルカウンシル』は八雲紫の「憑坐の憂鬱」と茨木華扇の龍符「ドラゴンズグロウル」のミックス。名前は華扇の非賢者奇策『アポストルカウンシル』に対応するものとなっている。
※1:31から
- ラストワード
ラストワード『楽園へのエクソダス』は天空璋EX道中において爾子田里乃と丁礼田舞が放つ共同スペカ弾舞「二つ目の台風」に酷似した弾幕と隠岐奈自身のスペカ「秘められし弾幕界への扉」の第三形態とのミックス。
アレンジ元と比較すると里乃と舞の位置が入れ替わっているという違いがある。
※1:42から
※53:02から
因みに『エクソダス』とは、多数の人々が同時にある地域から出てゆく国外脱出を意味する。
- ボイス
ボイス1は榎本温子氏、ボイス2は阿保まりあ氏、ボイス3は佐藤榛夏氏が演じている。
特に榎本温子氏は「カナシミのデグチ」のボーカルとこの隠岐奈のボイスを兼任している。
