概要
シーカー族の絵描きでちょんまげを結ったを老人。美しい風景を描くために旅を続けている。
初めて出会う場所はインパの家の向かい。カカリコ村近くに大妖精の泉があると聞き、一目見たいと久しぶりに帰ってきていたところで同じ旅人であるリンクと出会う。
ハテノ古代研究所でシーカーストーンのウツシエ機能を復活させたことをインパに報告し、シーカーストーンにウツシエとして残されたゼルダとの想い出の場所を巡るように言われた後に話しかけると、大妖精の泉があると思われる場所の見当がついたとのことで、そこまで案内されることになる。後をついていったはいいものの、坂道を駆け上がったのは体力的に厳しかったようで、途中でバテてしまう。そしてリンクが代わりに泉のウツシエを撮ってくるように頼まれる。
大妖精クチューラに会った後、泉を撮影し、カンギスにウツシエを見せると、お礼として想い出のウツシエのうち1枚の場所がネルドーラ雪原の西(ラネール参道東口)であることを教えてくれる。なので最初に見た記憶がここであるプレイヤーは多いだろう。
その後、再び旅を始めたようでハイラル各地の馬宿や村に現れるようになる。場所ごとに違った風景を描いており、風景に対する所感も呟いている。
話しかけるとウツシエの記憶の場所を教えてくれる。彼のヒントはかなり正確で、記憶巡りの大きな助けになるだろう。
ただし、ウツシエの記憶を見ると、その場所を教えてくれたカンギスは姿を消してしまう。タバンタ大橋馬宿の子供から彼が出立したことを聞けるので、バグなどではなく仕様である。彼がずっといるとどの記憶を見終わったか分かり辛くなるからかもしれない。カカリコ村の時と同じように記憶を見たことをカンギスに報告しようとして彼の姿が消えていることに一瞬焦ったプレイヤーもいたのではないだろうか。
一応カカリコ村には居続けるので会えなくなることは無いが、馬宿で彼と話したり彼の絵を何度も見たりしたい人はウツシエの記憶との二者択一となる(そこら辺の立ち位置はカッシーワにも似ている)。
続編の『ティアーズオブザキングダム』にも登場しており、本作ではハイラル各地に複数ある花びら形の空島に興味を持ち、その絵を描いている。馬宿や人里を定位置にしていた前作と違い、本作ではいる場所に特に共通点が無いため、少々見つけにくい。最初に話しかけた際に「見たところキミは旅人のようだね」と言い、さらに自己紹介もしてくることから、サクラダ等と同様にリンクの事を忘れてしまっている、もしくは前作で出会わなかった世界線である模様。
ウツシエの記憶のヒントが聞ける場所
北ハイラル地方 | 森の馬宿 |
中央ハイラル地方 | リバーサイド馬宿 |
中央ハイラル地方 | タバンタ大橋馬宿 |
ゲルド地方 | ゲルドキャニオン馬宿 |
オルディン地方 | ゴロンシティ |
北ハイラル地方 | マリッタ馬宿 |
フィローネ地方 | ウオトリー村 |
アッカレ地方 | ヒガッカレ馬宿 |
中央ハイラル地方 | 平原外れの馬宿 |
ラネール地方 | 湿原の馬宿 |
ハテール地方 | カカリコ村 |