大妖精(ゼルダの伝説)
ぜるだしりーずのだいようせい
ゼルダの伝説シリーズで度々登場する、妖精達の親玉。
リンクの体力を回復してくれたり、旅の相棒としてアドバイスや新たなアイテムや力を授けてくれる事もある。泉から現れるという設定は変わらないが、その姿はシリーズごとに大きく違う。
初代ゼルダの伝説
普通の妖精と同じ大きさ。妖精の泉に行くと体力を回復してくれる。
神々のトライフォース
西洋風の妖精、口調も丁寧。
とある場所にいる大妖精(と似た姿の女神)のみ醜い容姿をしている。醜い容姿は「ガノンのせい」だそうだが……。
ちなみに田口順子のコミカライズ版では、この女神は顔がブタにされている。またカルマインアピスという名前が設定されていた。リンクに鏡を渡して両世界を行き来出来るようにし、ガノンの居場所が死の山だということを伝えた。
夢をみる島
黒髪ポニーテールで頭部から触角の生えた女性の姿をしている。
洞窟の中にある妖精の泉に佇んでおりリンクの体力を完全回復してくれる。真エンディングを見るためには大変お世話になる方。
『夢をみる島DX』以降の作品では隠しダンジョンの最奥部にも登場し、試練を乗り越えたリンクの服の色を変更してくれる。赤い服なら攻撃力が上がり、蒼い服なら防御力が上がる。
時のオカリナ・ムジュラの仮面
スタイルは良いが顔がどギツい。80〜90年代に流行したディスコブームにあるボディコンのような格好で一言で言い表すと「ケバい」。笑い声が「オ゛ォーーッホッホッホッホ!!」と凄まじい。初見では濃い化粧の顔がどアップしニコニコ動画では登場する度にコメントでモザイクがおこなわれることも。このことから当時はポリゴンの粗さも相俟って見た目のインパクトは絶大だった。
『時のオカリナ3D』や『ムジュラの仮面3D』では多少表現が柔らかくなったもののやっぱりケバい。
デザイナー曰く、素直に妖精らしいものを描いてもつまらないので、妖精のイメージから最低半歩はずらしたいと思いながらデザインしたら、4歩くらいずれる結果になったということらしい。
なお、『ゼルダ無双』ではこの『時のオカリナ』のデザインで登場。
顔やボイスは流石にリメイクされている。
レジェンドモードでリンクたちを助けることになる。
また、条件をみたすことでリンクの武器として登場し、いざ選ぶと、なんと大妖精を操作して戦うことになる(リンクはビンの中に入っている)。泉の守りは他の妖精に任せてきたらしい(作中の説明文から)。
リンクと協力(時折リンクが必死になっているものの)して出す強攻撃は、リンクが大妖精の斬撃を避けたりどこからかナリシャ様を呼び寄せたりとネタの宝庫。
直接攻撃を行う弱攻撃と比べて出がとてつもなく遅いものの、超範囲の攻撃が可能。リンクはおまけと言うのは禁句。
勝利時の演出からリンクのことが気に入って付いて来たらしい。
時のオカリナ百科での解説
当時発売されていた攻略本での解説となる。
デクの樹から生まれた妖精が幾多のパートナーとカップリングしたことで成長を遂げたのが大妖精とされる。
妖精はパートナーの頭の中に入り込むため、もしもリンクが大妖精とカップリングしたら頭の中が大変なことになっていただろうと語られている(ナヴィも実はリンクの帽子の中ではなく頭の中に入っている)。
ふしぎのぼうし
容姿は4つの剣と同じ。
ブレスオブザワイルド・ティアーズオブザキングダム
巨大な厚化粧の熟女。四姉妹であり、名前は上画像の左からテーラ、シーザ、クチューラ、ミジャーで、テーラが長姉。
即死級のダメージを食らうことの多い本作において防具の防御力を上げてくれるありがたい存在なのだが、防御を上げるごとにその行為がエスカレートしていき、最終的には進撃の巨人よろしくリンクを鷲掴みにして泉に拉致するまでに至る。その後リンクが倒れている中一人スッキリした顔でいるシーンはなかなか強烈。
『ブレスオブザワイルド』では僻地寄りの場所にいることが多いが、祠やシーカータワーが近くにあるので、アクセスは良い。
当初は力を失っているが、リンクがルピーを渡すと復活する(なお、カカリコ村の外れにいるクチューラの復活はメインチャレンジになっている)。
続編の『ティアーズオブザキングダム』でも登場。本作では馬宿の近くに住処を移しており、リンク以外の人々ともそこそこ交流ができている。
当初はある人物に騙されてハイラルが魔物の世界になってしまったと信じ込み、怯えて蕾に閉じこもっていたが、リンクが連れてきたウマナリ楽団の演奏を聴いてまだハイラルが滅亡していないことに気づき、復活する。本作では復活時にルピーが要らなくなったが、代わりに強化時に素材だけでなくルピーも必要になった。
厄災の黙示録
『ブレスオブザワイルド』の外伝である本作では、姉妹揃ってプレイアブル化して登場する。ただし、隠しキャラ枠なのでストーリームービー中では出てこない。
前作のゼルダ無双に負けず劣らずネタの宝庫。
とあるバトルチャレンジを4つクリアすると使用可能になるのだが、その内容は大妖精と戦って勝つというもの。
フィールドのど真ん中に馬鹿でかいつぼみが現れ、そこから出てきた大妖精がなんと縦横無尽に動き回って攻撃してくるのである(一応ステージ選択時に出てくる「主な敵」欄が1枠だけシルエットになっているので戦うことは予想できた人もいるだろうが)。
この時点で既に驚かされるが、サイズや人数的にプレイアブル枠ではなさそうと思わせといて、4人倒したらド派手なイラストとともにプレイアブル化してさらに驚かされる。
戦闘では下部の花ごと滑るように移動する。他のキャラより二回り以上大きいので、狭いところ(例えばイメージトレーニングの入口)を通るときはつぼみ状態になる。滑空はパラセールを使わず、花弁をプロペラのように回転させて行う。
1つの花を4人で共有しており、入れ替わり立ち替わり戦うという戦闘スタイルで、通常攻撃を繰り返すなどの動作で入れ替わる。一部の攻撃では2人同時に出てくることも。スマッシュ攻撃では稀にマーロンが出てきて攻撃することもある(ハイラルチャレンジによるとどうやら四姉妹に巻き込まれての参戦らしい)。
キャラクターアクションは誰が出ているかで異なり、それぞれの原作での泉の周りに咲いている植物を使って攻撃する。
上記のようにとにかく巨体であり、なおかつ攻撃の発生も遅めなためボス戦は苦手、その一方で制圧や大量の敵の処理は得意、という傾向。
但しイワロック相手に限っては、その巨体故に何もしなくても弱点の鉱石を殴ることができ、ウィークポイントゲージを比較的早く削れるという意外な?長所も。
シーカーストーンのアイテムも個性的な使い方をしており、特にビタロックは自らにかけて突進する。ガーディアンと同等の巨体が猛スピードで吹っ飛ぶ様は強烈である。
そして必殺技はなんと4人で敵を取り囲んでキスをお見舞いするというもの。厚化粧熟女のキス顔がドアップかつ4人連続で流れるという絵面はもはや強烈を通り越して恐怖。
とにかく何から何までインパクト絶大な姉妹である。
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『時のオカリナ』24周年おめでとうございます。 通算第11話。11/21投稿、22誤字脱字修正と若干加筆。 ♪~♪♪♪♪~♪♪♪♪~ ┌───────────────┐ │ │ │ 妖精たちの歌 を覚えた! │ │ │ │ ■ │ └───────────────┘ ……前回投稿から2年経ってしまいました。もう何も言い訳はしません。ごめんなさい。しかも結局妖精の里でもう1話使うという。本当はここで切らずに、ゼルダ姫と再会するところまでを3-2話にするつもりでしたが、そこまでやると少し長すぎる中身になりそうなのと、今日は「今日」投稿することが何より大事だと思ったので、ここで上げます。 ここから先はようやく正しく、「時のオカリナの2年後」。しばらくの間、ふつうに時のオカリナの二次創作になります。逆にここまではいったい何だったんだろうか……(いや、むしろここまでの方がこの作品の目指す姿(=ゼル伝のシリーズ内クロスオーバー)ではあるのですが……) というわけで、第10話のキャプションに書くとネタバレになってしまうので、前話に登場した、妖精の里に現在いる原作準拠のメンバーは以下の通りです。 ・ビスティール 前話でもほのめかしてはおりましたが、トワプリの大妖精さんです。大妖精がたくさん出てくる都合上、区別のため、ちゃんと持ちシーンがある大妖精には便宜上名前をつけざるを得ず。試練の洞窟で魔物を従えて待ち構えるあたりから着想を得ての命名です。なんであんな格好であんなところにいてあんなことをしてるのかを妄想してみたらこんなキャラに。彼女のシーンは今回入れるかどうか迷いに迷ったのですが、この後必ず立ち寄るであろうロンロン牧場の場面のフックをつくりたくてねじ込みました。 彼女以外に固有名詞がつくかどうかはいまのところ未定。 ・テーラ、シーザ、ミジャー、クチューラ ブレスオブザワイルドの大妖精さんたちですが、本作ではまだ手乗りサイズ(ただの光る玉)。まだまだ大妖精を目指して修行中の身です。 ・チャット 彼女も大妖精になりました。リンクと一緒に行動しサポートしていたチャットは無事昇進、スタルキッドと行動し彼を抑えられなかったトレイルの昇進は遅れています。 なお彼女に限ったことではないのですが、子供の姿あるいは人間サイズの大妖精は早熟の天才でエリートコース、巨人サイズの大妖精は大器晩成タイプというイメージで本作ではキャラづけをしております。里にいる大妖精のほとんどはエリートで、大器晩成タイプの大妖精はハイラル各地の守護に割り振られます。7,405文字pixiv小説作品 - ゼルダの伝説 時空の森と光の騎士団
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