ガビル(転スラ)
がびる
お調子者で自信家の為にゲルミュッドに唆され配下達も賛同した為、オークロードにはリザードマンのみで闘うべきであると言う自らの考えの元に配下達と共に国で内乱を起こした(これはオークロードの知識を与えきれていなかった事もあり、一族の存亡を賭けた彼らの行動を一概に愚鈍であったとは言えない)。一人称は「我輩」。
オークロード戦後、父アビルからはその責任を取らせるために勘当を申し付けられ故郷を追放される。その後、彼の人望の高さから多くの配下達が追う様に付いて行き、共に魔国連邦にへと移住する(アニメ版では多くの配下達が付いていくシーンはカットされているが、国へ到着後で確認されている)。その際に妹のソーカと部下達も後を追うように移住した。
ソーカは父より兄を監視する役割も与えられており、父もガビルに失望し追い出したわけではなく、ソーカと配下達と共に見聞を広げ、成長させるには多種族が行き交いこれから重要な位置付けになるであろう魔国連邦でリムルに仕えさせるという目的でもあった。
自信過剰な一方で情に厚く仲間想いな部分も強く、直属の部下達からは非常に慕われ、ゲルミュッドから攻撃を受けた際は身を挺してガビルを守るなど、人望の厚さも垣間見える。
リムルからもオークロード戦での戦闘や指揮を観察し他の種族も利用して使い捨ての道具ではなく守るべき仲間と見ているところから、「奴を見誤っていた。大局を見る目がないのが致命的だが、優秀な指揮官になる可能性もある。死なせるのは惜しい」とまでの評価がされていた。
なお、お調子者な性格は生粋であり卵の頃から『転がれば何処までも転がっていく』らしかった。
ガビルとソーカ、リザードマン戦士団の全員がリムルによる名付けによって龍人族(ドラゴニュート)へと進化し戦闘能力と防御能力が大幅に強化された。特にガビル自身はAランクの壁を突破し、同郷達の中で1番のレベルアップを果たした。
ちなみにリムルは彼にもう少し反省させるため、他の者達とは一緒に名付けをせず、期間を置くつもりだったのだが、名前を呼んだことで命名主が上書きされた。実はこれは大賢者による実験だったようで、ヴェルドラはもちろん試行した大賢者ですら可能とは思っていなかった。
ガビル彼の配下達はリザードマンをベースにし、龍のような翼と角が生える変化を、ソーカと彼女の部下達はガビルと彼の配下達と同じく翼と角が生えた個体へ変化したが、同時に人の様な姿へと変貌を果たした。
なお漫画版のおまけ小説にてヴェルドラの語った所によると、双方は同じ種族なので、慣れればどちらの外見にもなれるらしい(スキル『龍鱗化(ドラゴンボディ)』を駆使すれば人の姿により近づけると述べていた)。
その後ハクロウに修行をつけてもらう事となる。
(ここでしばらく一行から離脱)
同じ頃に移住してきたベスターと気が合い、共に中位回復薬の開発に携わり(調子に直ぐにのるため、原料のヒポクテ草でなく雑草を育ててしまうなどと見当違いな失敗も観られたが)、早期にテンペストの特産品を完成させ、後に開発部門担当として幹部に認められたりと、意外な才能を見せる事もある。
オーク達とは和解しており、ゲルドとは戦闘でも称賛し合う中である。
ソーカからはお調子者の性格を指摘されたりと、出会い頭に言い争いになることが絶えないが、喧嘩するほど仲が良いという兄妹である。
ちなみにソーカの恋心には気付いており特に茶化したりちょっかい出さずに見ている(相手が相手なので相手に手を出すとやばいのだろう)。
ちなみにリムルの配下になってからユニークスキル「調子者(ミダスモノ)」に目覚めている。
- 名前はワニの分類の一つであるガビアルから取られていると推測される。
- 翼が描かれていない事が多いが、これは上記のスキルによる慣れれば人の姿とドラゴニュートの姿を自在に変えられる変身能力の応用で翼を収納しているだけで、作画ミスというわけではない。知らずに指摘なんてしたらにわか扱いされるので要注意である。
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