概要
ハヤトの夢の中の第3新東京市、又は静岡県熱海駅付近に出現した巨大怪物体。全高推定60m。出現した場所が特殊であるため、唯一漆黒の新幹線により生み出される経緯が描かれておらず、ベースになった物体も不明。命名は本庄アカギ、フタバ曰く「微妙に見覚えがある様な...」。
フタバの発言ももっともであり、第10の使徒の胴体、第3の使徒の尻尾、第5の使徒の頭、第4の使徒の顔面を持ち、更には背部に第8の使徒、頭上に第6の使徒をそれぞれ模したパーツを備える、さながら使徒版キメラ/タイラントといった容姿をしている。
武器は第6の使徒部分から発射するレーザーと、第10の使徒譲りのベルトアーム。更にA.T.フィールドも備えており、E5の攻撃をことごとく無効化し苦戦させた。
しかし、500_TYPE_EVAがE5から借り受けたカイサツソードとシンゴウスピアを組み合わせた真紅のカイサツトライデントをATフィールドに突き立てられて500 TYPE EVAのフィールドを用いての相殺で破られた上に頭部を刺され、そのトライデントを抜く隙を突かれE5のグランクロスと連携で撃退された。この時、通常の使徒と同様にコアが割れた後、黒い粒子を散らしながら十字架型の爆発を起こしている。
余談
- 本来シンカリオン制作側は第3の使徒を暴れさせるつもりだったものの、グラウンドワークス側の答えは『新しい巨大怪物体』を作ると言う神村氏の『ウルトラ怪獣世代なので』『スペシャル回では合体怪獣がつきもの』との発案と熱弁で使徒の全部乗せに決まったが、初期設定ではグロテスクかつ不定形な存在として開示したが、シンカリオンスタッフが早朝のお子様向け番組上良しとせず、お祭り騒ぎだからと幾度も検討した結果、本気で新規の怪物体を作り出し現在の決定稿と相成った(Yahoo 東洋経済オンライン10月14日版コラムより参照)。
- 全体的に新劇場版での使徒をモチーフにしているが、一部動作に旧アニメ版を踏襲したと思しき部分もある(意図的なのか、偶然なのかは不明)。EVAに精通するファンは「基本1体なのに色々組み合わせた使徒など絶対に有り得ない」と懸念されていたが、いざ蓋を開けてみたら一話限りとはいえ絶賛された様である。
- 月刊Newtype19年2月号での四コマ漫画「ゆるしと」その70に於いては『きんぐ』の名称で登場している。
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- ???:凄まじいレベルでのネタバレ注意