概要
21話に登場する巨大怪物体のひとつ。命名は西日本指令室指令長代理・本庄アカギではなく、シンカリオンの世界へ”異世界転移”した碇ゲンドウ。
前回『チーム・シンカリオン』によって倒されたワダツミに代わりアラバキを復活させんとするヴァルトムが京都府の東映太泰映画村で展示されているエヴァンゲリオン初号機像を巨大怪物体に変えたもの。エントリープラグを意識した三つ編みのようなものが首裏から垂れており、首裏も初号機の頭部に酷似する為に前後に頭が2つ付いた両面宿那の様にも見え、古今東西の妖をモチーフにしたテオティ側が生み出した怪物体のカテゴリーに入る。
初号機疑似シン化第一形態に似た姿を持ち、動き出すと同時にガフの扉を開き、ニアサードインパクトにも酷似する現象を引き起こし、姿を消す。本庄のみがモニター越しで目撃していたので他のメンバーは誤認と思われていた。
翌日になり、京都駅周辺で姿を現すも、肝心のZ・500こだまはメンテナンス中で到着も儘ならなかったが、ゲンドウに促される形でZ・E5に乗り込んだシンが対峙。キングシトエルと同様にA.T.フィールドを展開し武器を寄せつかなかったが、碇シンジが乗車するZ・500 TYPE EVAが捕縛フィールド内に突入して参戦。シンが操縦するZ・E5はやぶさのエキスカリバーによって動きを封じた後、A.T.フィールドの破壊に成功するが、原作同様の頑丈さもあり再起動。
裏コード『ザ・ビースト』に近い暴走状態となり、拘束具が変化した両腕の刃と怪力に加え、口から拡散光弾を吐き、Z・E5の頭部に噛みつき、捕縛フィールド内を無軌道に暴れまくるも、レイ達によって探し当てられた「ザイライナー ミュースカイ TYPE EVA」が到着。Z合体した500 ミュースカイ TYPE EVAが奮う『ブンキヌスの槍』とプログレッシブシンゴウトウを交差させて作り出した十字の光を浴びて硬直。そして槍の投擲でコア部分近くの腹部を貫かれ、沈黙した。
使徒と同様に十字架の光を残し爆発消滅したが、素材にされた像は映画村に戻っていた。
関連タグ
- 新幹線変形ロボ_シンカリオンZ_THE_ANIMATION
- 500_TYPE_EVA
- キングシトエル:前作のエヴァコラボ回の巨大怪物体。こちらはいうなら使徒のキメラである。