概要
王様戦隊キングオージャーの主人公・ギラと、ヒロインの1人でゴッカンの国王・リタ・カニスカのNLカップリング。
ギラは王様戦隊のメンバーのことは、ヤンマ・ガストを「ヤンマ」、ヒメノ・ランを「ヒメノ」、カグラギ・ディボウスキを「カグラギ」、ジェラミー・ブラシエリを「ジェラミー」と、ファーストネームを呼び捨てで呼んでいるが、何故かリタのことだけは「リタさん」と「さん」付けで呼んでいる。
ギラがラクレス・ハスティーに決闘裁判で勝利し、シュゴッダムの王になり、ギラの王の素質を図るために王達がギラと得意分野で勝負した際に、ギラとリタの対決で何故かにらめっこ対決をしたことで、王様戦隊の中ではリタの素顔を見た唯一の王となった(対決の結果はリタの勝利。リタの顔を見たギラは笑いが止まらなかった)。
第38話にてリタが潜入捜査の名目でアイドルを演じていたとはいえ、普段のクールで冷静なキャラからの豹変っぷりを見かねたギラ、ヒメノ、ジェラミーは「何か事情があるのでは?」と考え、彼女の部屋に手掛かりを探しに行く。
ジェラミーはリタのお手製のもっふんの人形を両親の形見と推理するがハズレ
ヒメノはアイドルの姿をした幼少期に描いたであろう絵を見つけ、夢を追いかけていると推理するもハズレ
しかし、ギラはそこでリタが書いたであろう「もっふんの同人誌」を見つけ、これが今回のリタの変わり具合だと彼女の前に突きつける。その物語の内容が「もう私は必要ない」というような内容だったこともあり、ゴーマの入れ替わりの術にてゴッカンの囚人の善と悪の心を取り換えられたことで、囚人がいなくなってしまい、「悪い人を裁いてくれる人が必要なんだ」「リタさんが裁判長じゃないとダメだ!!」と思いをぶつけるが裁判長を辞める気などさらさら無かった。
「全部ちがぁぁ~~~う!!!!」
ギラ、ヒメノ、モルフォーニャは両手首をリタの前に出し、自首しようとしたが
心配するあまり、犯してしまったものの友を思ってこそ心配だったこともあり、リタは「無罪」とした。
この際、ギラのみリタの部屋に入っている描写が明確にあり、そんなこともあって「女の子の部屋に無断で入った上、彼女の秘密の本まで晒してしまう」など本人に悪気は一切無かったとはいえ、本当の意味で邪悪の王をしてしまっている。
第39話にて一度は奪還に失敗したンコソパを今度こそ取り返す為に行動を起こすキングオージャーの面々。作戦会議中、ヤンマからオージャカリバーの隠しコマンドを明かされていた。ヤンマとシオカラの活躍により、王鎧武装・凌牙一閃を発動、ギラ/クワガタオージャーとリタ/パピヨンオージャーは選んだ対象の空間転移等の能力を持つゴーマ・ローザリアと相対する事になる。
ギラが前衛を務め、リタが後方からキングスウエポン弓モードで援護し、ゴーマの能力に翻弄されながらも、二人はお互いにカバーし合いながら彼に食らいついていった。最終的にヒルビルの洗脳を受けていたゴーマは入れ替わりの術を使い、撤退を図ろうとするが王様6人の必殺技を受けようとしていた彼女と入れ替わり、撃破された。
また、最終決戦後の後日談にて、これまでリタさん呼びだったのがリタと呼び捨てになっており、この二人の間に何かがあったのではないかと思われる。