概要
トンボ目ヤンマ科ギンヤンマ属の昆虫で、日本ではオニヤンマと並んで広く分布する大型のトンボ目である。
体長は7cm前後、翅長は5前後ほど。鮮やかな草色の体と、腹部の前にある青い胸部の外殻が特徴。腹部は外殻の間接に沿って黒い線が走っている。一言でいうなら、トンボのイメージに最も近い外観。
飛行性昆虫としては最も優れた飛行能力を持つ生物の一つであり、特に飛行速度は平均時速60km、種によっては最大時速100kmという、恐るべき速力を有している。
無論、この速力は昆虫界最速の部類と判定されている。
幼生であるヤゴもほぼ年中水中で観察することができる。
大きく開けた池などを中心に生息しており、特にオスは縄張り意識が強く常に自分のテリトリーを巡回している。メスは産卵期が近付く9月頃から姿を見せ始める。
卵は腹部の先端にある針を植物の茎に突き刺し、その中に産み落とす。
寿命は種によってまちまちだが、羽化からおよそ一カ月ほどは生きる。
絶滅の危機?
棲みかとなる湿地や溜め池等の減少により、近年ではその個体数を急激に減らしつつある。
国際的にもギンヤンマは絶滅危惧種への指定が懸念がされている「軽度懸念(LC)」種であり、長野県と高知県ではすでに「準絶滅危惧(NT)種」と判定されている。
新甲虫王者ムシキング
2016セカンドよりお助け昆虫として登場。属性はパーでレアリティはSR。
お助け技の「白銀の閃光」はパーで勝った際にSSRに匹敵する高火力な追撃をする他、1ラウンド中に2回まで発動が可能。
早い話がSR版テイオウゼミであり、主にチョキとパーに必殺わざを持たないアクティオンゾウカブトのデッキにテイオウゼミと共に組み込まれるケースが多かった。