概要
2022年7月発売のデッキビルドパック「DARKWING BLAST」で登場した風属性・サイキック族の最上級モンスター。
外見がメカメカしくて名前が「クシャトリヤ」と「ユニコーン」がモチーフで赤い色をしているが某ガンダム作品は関係ない。
カード性能
カードテキスト
効果モンスター(制限カード)
星7/風属性/サイキック族/攻2500/守2100
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
デッキから「クシャトリラ」魔法カード1枚を手札に加える。
(3):このカードの攻撃宣言時、または相手がモンスターの効果を発動した場合に発動できる。
相手のEXデッキを確認し、その内のモンスター1体を選んで裏側表示で除外する。
解説
(1)の効果及び(3)のトリガーはクシャトリラ・オーガ、クシャトリラ・フェンリルと共通なので省略。
(2)は「クシャトリラ」魔法カードのサーチ。
六世壊他化自在天やクシャトリラ・バースなど【クシャトリラ】の展開を担うキーカードをサーチできるので、状況次第ではクシャトリラ・フェンリルより重要な初動となる。
(3)は相手のEXデッキのカードを裏側除外する効果。
相手のEXデッキを確認して裏側除外することで情報アドバンテージを得つつ相手のキーカードを除去することが可能で、EXデッキの特定のモンスターを軸とするデッキに対しては極めて有効。
強力な効果だが、相手がEXデッキのモンスターを展開し切ってからでは無意味なので最序盤で発動しておきたい。
上記の効果により、(2)のサーチを灰流うららなどで止められても(3)の効果で相手のEXデッキを減らせるため、初動としてはクシャトリラ・フェンリルと同じかそれ以上に優秀なモンスターと言える。
遊戯王OCGでは【クシャトリラ】並びに【クシャトリラティアラメンツ】が環境で大暴れしたため、それらの抑制を目的として2023年1月1日のリミットレギュレーションで制限カードに指定された。
余談
背景ストーリーでは倒されたティアラメンツ・レイノハートを狙って壱世壊=ペルレイノをこのモンスター2体が強襲。
一方はティアラメンツ・ルルカロスに足止めされ、もう一方はレイノハートを赤黒いカプセルに収めて肆世壊=ライフォビアを侵攻しているクシャトリラ・ライズハートの下へ向かった。
また、時系列的には後となる星満ちる新世壊のイラストでは敵対していたにもかかわらず何故かスケアクロー・アストラ、ティアラメンツ・キトカロスと共にヴィサス=アムリターラに傅いている。どういうことなの・・・