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クスミノオオカミ

くすみのおおかみ

ここでは、主に『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』の登場キャラクターについて解説する。
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曖昧さ回避編集

1:「久須美大神」のひらがな表記。正しくは、熊野久須美大神。

スサノオが根の国に至る間際、アマテラスと誓約を交わした際にアマテラスの五男として生じた神とされ、その神名は「奇し霊」(神秘的な神霊)あるいは「奇し火」(神秘的な火)と解される。

和歌山県熊野地方の「熊野三山」を総本社とする熊野神社にはこの神を祀る所がある。「熊野三山」のうち、熊野那智大社にて主祭神として祀られている熊野牟須美神(千手観音を本地とし、イザナミと同体とされる)が実はこの神とする説がある。現在の熊野三山の祭神名では確認できないものの、例えば岐阜県各務原市の熊野神社ででは「熊野久須美神」の神名で熊野三所大権現(の一柱)として祀られた経緯があり、少なくとも彼を熊野三神のメンバーとする信仰じたいは存在していた。


2:『ペルソナ4ザ・ゴールデン』の登場キャラクター。本項で解説。



警告!!この先には『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』の真EDとあるキャラに関する重大なネタバレがあります。編集



























行方不明になった少女編集


永劫コミュMAXの状態でテレビの世界の管理者であるアメノサギリを撃破した後、マリーベルベットルームから姿を消してしまい、主人公の夢の中で別れを告げる。

マーガレット曰く、「失われた記憶が関係している」らしいが…


TVアニメ『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』ではこれに伴い、主人公自称特別捜査隊の面々から彼女に関する記憶・記録が消えている。

その為、始めはマリーが消えたことを認識していなかったのだが、これまでの出来事を振り返るうちに思い出せない誰かが居たことに気づき…






ばかきらいさいてー・・・・なんで来たのよ・・・・


虚ろの森【MMD】虚ろの森ステージと、再現動画【ペルソナ4G】


マリーの真の正体。それはクスミノオオカミ


虚ろの森の少女


クニノサギリアメノサギリ同様人ならざる存在でクスミノオオカミというのが真の名。

彼女自身に与えられた目的は二柱に「人が何を望むか」を教える事。但し、彼女は記憶を失っていたのでこの行為は完全に無自覚の上に行われていた(本人は自らをスパイの様なものと評している)。

更に、アメノサギリを倒した事によって行き場を失った霧はマリーの身体に流れ込んでおり、この事からサギリ達が霧を生み出す存在であるのに対しマリーは霧を吸収し取り込む存在であると言える。

そしてその霧を自らと共に消滅させることこそが、彼女に与えられた役目なのである。

ばかじゃないし、きらいじゃない。でも、あんぽんたん!ペルソナ4G マリー サギリ眼作った


この事実を思い出した彼女は、自身が消えなければみんなと過ごした大好きな世界が滅亡してしまう事に気づき、テレビの世界に「虚ろの森」を創り出しそこに引きこもる。

最深部に辿り着いた自称特別捜査隊と対峙し、彼らの説得を拒み特別捜査隊を追い返すべく戦うも戦意を喪失。

尚も諦めずマリーを説得する彼らに対し、彼女は「一度マリーとしての心を眠らせ、暴走する霧を顕現させてそれを消滅させれば助かるのではないか」という考えを思いつく。

あまりにも分の悪い賭けだが、特捜隊は必ずマリーを助けると誓い、マリーもそんな彼らを信じ自分の心を封印する。

【MMD】クスミノオオカミとマリー【P4G】【MMD】クスミノオオカミ作った【P4G】

こうして顕現した「クスミノオオカミ」を倒す事で、やっとマリー救出を完遂できた。



マリー救出イベントをこなした後で、本作の真のラスボスであるイザナミと戦う真ENDルートを通ると、元はイザナミと同じ存在であったことが明らかになる。


元々マリーは、人の心の海から生まれた存在であったが、長い時を過ごす中で人々は真実から目を背けるようになり、やがて「人を守りたい自分」と「人の願いを叶えたい自分」に分かれるのだが、「人の願いを叶えたい自分」の力が「人を守りたい自分」の力を遥かに凌駕しており、その「人の願いを叶えたい自分」がイザナミとなり、力と記憶を奪い去っていったのだ。

ぼくとわたしとあなた

マリーが持っていた古い竹櫛はイザナミから別れの際に渡されたもの。(櫛は「苦」「死」の語呂合わせで、古来の日本では別れを招くものとされていた)


最終的に、特別捜査隊によって打倒されたイザナミは二つのサギリと共にマリーの中に戻り、別たれた意思は再び一つに戻る。

その際、マリーは自らの真名である「イザナミノミコト」を語り、主人公に感謝の言葉を述べ何処となく消えていった。






……のだが、後日談で主人公が夏休みに八十稲羽市を訪れた時にはよりにもよって地元のTV局で気象予報士「久須美鞠子」になっており、百発百中の天気予報と「がーんばってねっと」という気の抜けた決め台詞でお茶の間の人気者になっていた。

が~んばってね?

…ちなみに、百発百中の天気予報のカラクリは彼女が神の力で天気を操作しているからである。なんてインチキ。

ちなみに「がーんばってねっと」という台詞は菜々子が気に入ったようで、このセリフを真似している一幕も。

堂島いわく、「この言葉を聞くと不思議と元気が湧いてきて、署内の若い連中にも人気がある」とのこと。

実際、彼女の言葉のおかげなのか、霧が晴れた影響か、後日談での八十稲羽市は、霧に包まれていた頃とは打って変わり、商店街の人々が地元活性化のためジュネスと契約を結ぶなど、皆生き生きとしているのが窺える。



関連イラスト編集

マリー虚ろの森の少女【P4G】唯一の呪言霧のマリー


関連タグ編集

ペルソナ4ザ・ゴールデン イザナミ マリー(ペルソナ4) アメノサギリ クニノサギリ 虚ろの森

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