クソスペわがまま女
くそすぺわがままおんな
『クソスペわがまま女』とは『機動戦士ガンダム水星の魔女』の登場人物であるミオリネ・レンブランのあだ名。
名付け親は、チュアチュリー・パンランチ。
由来は「クソ」「スペーシアン」「わがまま」「女」
ミオリネの名誉のため追記するが、決して「クソスペック」が由来ではない。
第8話にてミオリネが「株式会社ガンダム」設立のために(大分強引に)地球寮を本拠地とし、地球寮の生徒らを(やはり強引に)社員に任命した件について、直後の授業中にチュチュが陰口として漏らしたのが初出。
しかしながら給与待遇やアーシアン全体の名誉向上への期待などもあり、地球寮全体としては設立に乗り気な流れになっていき、チュチュも空気には逆らえず渋々ながら参加の方向で関わることとなった。
一方ミオリネの方も大枠の方針について地球寮全体の意思を尊重することとし、多少はワンマンぶりを見直した……ように見えた矢先、その場の全員に仕事を振るだけ振って姿をくらましてしまった。
その振る舞いに改めて激怒したチュチュ(宣伝PVチーム任命)が、去り行く背中に向けて全力で罵声を投げつけて視聴者の腹筋崩壊を招き『クソスぺわがまま女』は今話を象徴するパワーワードとして脳裏に刻まれることとなったのである。
一方根本の方針について社員の心情を慮った点を評価する声も多い。
ちなみに英語では「That bossy little Spacian turd!」となっている。
Bossy→親分肌、上から目線、偉ぶる、仕切りたがり、わがまま
Little→小さい、小柄な、年少の、チビ
Spacian→スペーシアン
Turd→クソ
「女」が抜けている代わりに「Little」が追加されている。
「shit」という表現は避けられているが「little shit」はクソガキを意味する。
チュチュの方が身長は小さく年下でもあるのだが、そんなチュチュから見てもミオリネの振る舞いは「分不相応に威張り散らすスペーシアンのクソガキ」に見えたのだろう。
ミオリネの母、ノートレット・レンブランは2023年3月29日に発売された資料集『The Report of 機動戦士ガンダム 水星の魔女 Season1』にてアーシアンであることが判明している。
つまりミオリネはスペーシアンとアーシアンとのハーフなのだが、作中一般的に知られていないのか指摘される事はない。