概要
マリオシリーズでは珍しい『マリオシリーズとワリオシリーズの両方に登場している同名の敵キャラクター』である。
ワリオランド
1面の水中コースで登場。
海の中をフワフワとは言えないスピードで上下に移動している。
頭にはトゲがあり、刺さるとダメージを受けてしまう。
下から突き上げると倒せるが、横から触れてしまうと斜め上に弾かれるので注意。
スーパーマリオRPG
『スーパーマリオRPG』で登場するタイプ。
頭部がピンク色になっているクラゲのモンスターで海とちんぼつ船に生息しており、エンカウントシンボルは存在せず他の敵と一緒に出現する。
同ダンジョンで登場するモンスターの中では特殊な条件下で戦うナンダロナを除くとHPがもっとも高い。
電気クラゲなのか「でんげき」や「ほうでんげんしょう」など雷系の魔法攻撃を使用するが、逆に本作のモンスターでは珍しく通常攻撃は一切使用しない。
水中で戦うモンスターは雷技が弱点のものが多いがクララに限っては雷技が全く効かない、やはり電気クラゲだろうか。
注意点としてクララにスペシャル技で攻撃すると氷技の「カチカッチン」をカウンターとして使用してくる。
マロの「でんげきビリリ」で敵を一掃しようとしたらクララには効かないばかりか反撃されてパーティが半壊する恐れもある。
クラゲだけあって乾燥には弱いのか火属性の技が弱点になっており、通常攻撃である程度までHPを減らした後にマリオのスペシャル技で攻撃するといいだろう。
倒すとHPが全回復するボーナスフラワーが出現する他、戦闘後にスーパーキノコかハニーシロップを獲得する事もある。
マロの「なにかんがえてるの」を使用すると「いつまでも フワフワしていられないよね。じっさい。」と考えている事がわかる。
リメイク版のモンスターリストでは、足の先が曲がっているのは常にしゃがんでいるからであり、極稀に足を伸ばして直立した時は『クララが立った』とみんな大騒ぎであると明記されている。
派生種
- ハイクララ
マシュマロ城に生息しているクララの上位種で頭部はピンク色から水色になっている。
こちらも同ダンジョンで登場するモンスターの中ではもっともHPが高い。
雷系の魔法攻撃を多用していたクララに対してこちらは「けっしょう」や「さぶざむ」など氷技を多用する。
耐性も氷技が効かなくなったが雷技は無効化されなくなっていたり火属性が弱点なのはクララと同じ。
クララと同じくスペシャル技で攻撃すると「さぶざむ」で反撃してくるためスペシャル技で攻撃する時は状況を見極めてから使用しよう。
ボーナスフラワーは同じで、戦闘後やヨッシーのクッキーを使用すると貴重な攻撃アイテムでもあるこおりだまを獲得する事もある。
エンカウント率がやや低い事に加えてマルガリータに勝利後はマシュマロ城のモンスターが全て消滅してしまう都合上、一度も出会わずに済む場合もあるのでリメイク版では自力でモンスターリストを埋めたい場合は地味に注意が必要。
ここでエンカウントし損ねた場合は一応、クッパ城の6つの扉エリアのバトルコースで戦う事も可能でクリア後ならイガ谷で埋めてもらう事もできる。
「なにかんがえてるの」を使用すると「コリコリがわかれば 一人前!!」と食通のような感想を考えている事がわかる。
リメイク版のモンスターリストではRPGでよくあるモンスターの色違いについてメタい解説がされている。
余談
SFC版のグラフィックでは目が無いよう見えるが、公式アートワークでは目が描かれている。
リメイク版ではゲーム内のグラフィックでもはっきり見えるようになった。
通常攻撃はクララ、ハイクララ共にしてこないがSFC版の内部データでは通常攻撃のモーションが残っている。
リメイク版におけるクララのモンスターリストはアルプスの少女ハイジのパロディでもある。
関連タグ
しびれくらげ:マリオシリーズに登場するクラゲキャラ。