概要
「赤い彗星の再来」と呼ばれた男「フル・フロンタル」が実質な指導者として君臨した「袖付き」というジオン残党組織から分かれたとされる武装組織。
ザビ家を信奉していた袖付きとは異なり、かつての旧ネオ・ジオン(アクシズ)で摂政を務めたハマーン・カーンに反発し内乱を起こしたグレミー派の将校たちが中心に組織される。
グレミー軍カラーであるグレーに塗装されたザクⅢ高機動型を主力機として多数運用した。
最初期はサイド3のコロニー「グウィネズ」に駐留する連邦軍の撤退を求めて活動を始めたのが由来とされ、活動家たちの行動半径は広く、サイド3から月まで大規模なテロを繰り返していたことが確認される。活動期間も非常に長く、U.C.0098年~0112年の14年間にも渡った。
奇妙なまでに潤沢な資金源と謎めいた行動理念で知られ、粗暴さだけが取り柄の無頼漢でも、理念に取り憑かれた狂信者でも無かった。
しかし、突如として、活動停止声明を出して行動を畳み、ネオ・ジオン残党「レガシィ」の蜂起要請にも応じておらず、その足取りは完全に途絶えてしまっている。
しかしながら、一説にはアナハイム社の破壊工作部隊であるとする訴えもあり、彼らが破壊工作の標的としていたのは、同社のビジネスを妨げる施設や組織だったとのことも根拠として提示されている。
これだけでは陰謀論の域を出ないものの、エゥーゴに所属していたニュータイプであるリベラ・アマルガムを始めとし、グウィネズ軍に所属していたと見られるメンバーの多くが、U.C.0112年以降に素性を隠してアナハイム社の別部署に配属されていることが裏付けとされている。
なお、ユーリー・ミノフスキー計画を行っていた施設を襲撃したテロリストは彼らのようであり、メンバーの一人が依頼主から受け取った裏金をパッツィに渡し、リヴの脱出を手引きしている。「僕」という一人称や潔癖な口調を用いていたことから、先述したリベラ・アマルガムではないかとも予測される。
関連タグ
ジオン残党軍…仔細が不明なため、区分されるかは不明。
ザクⅢ高機動型…主力機