概要
宇宙世紀0112年、地球連邦軍第13実験船団チームBに所属するテストパイロットパッツィ・アンゲリカの息子で13歳の少年。母親に同行する形で部隊に所属している。
父親については不明。
母を何よりも慕う少年で、チームBのスタッフたちにも可愛がられている。ヘルプとのジャンケンで勝ち続けたり、敵の襲撃を察知して体調が悪くなる、戦闘中にパッツィやシエラが彼の「声」を聞くなど、まるでニュータイプのような素養が見られる。
シミュレーターでMSの操縦を習得しており、一度だけ周りの大人が子供扱いすることに腹を立ててガンダムF902号機で無断出撃した事がある。その時のデータを秘密裏に手に入れたジョブ・ジョンは彼をNT用の装備であるNタイプの適合者に見いだす。
将来は連邦軍士官学校に入学して母みたいなエースパイロットになる事である。
だがチームB最後のテストの際に傭兵集団GBGとMAティグリスの襲撃を受けた際に偶然そばにあったハルファイターに乗り込み、出動。窮地におちいる2号機のもとに向かい、合体してNタイプとなり、ティグリスと交戦、その果てに相打ちとなってパッツィとリヴは行方不明になってしまう。
ディル・ライダー
ティグリスとの戦いから2年後の0115年に組織された連邦軍特殊部隊ファステストフォーミュラに所属するF902号機の専属パイロット。階級は准尉。年齢は16歳。
その正体は死んだと思われていたリヴ・アンゲリカ本人であった。あの時、Nタイプの爆発に巻き込まれたがGBGに救出されていたのだ。母の仇であるGBGを当初は憎んだが彼らと生活している内に家族としての情を抱いていく。また生きる為に傭兵としてジム・スナイパーカスタムに搭乗して幾多の戦いを経験した。
ディル・ライダーと言う偽名はGBG構成員マトリカ・ヴィカラが名付けたもので元ネタは彼女が好きな映画のヒーローから取った物らしい。
だが0114年に暗礁宙域のサイド4の残骸でジオン残党軍と交戦した際に突如として複数のティグリスが現れ、母の仇であるそれに対して冷静さをなくしたことで、彼らも壊滅状態となり、その後ブッホ・コンツェルンの艦隊に救出された。
左頬に傷があり、伸ばした前髪で隠しているが、無意識にその傷を触る癖がある。
0116年に少尉へ昇進した。
関連タグ
ウッソ・エヴィン:後の時代で13歳と言う若さでMSに乗った少年。
出生の秘密
※ここからはネタバレ注意!!※
ジオン共和国の自治権放棄を控えていた宇宙世紀0099年にロナ家と木星船団、コロニー公社の出資によりある計画が行われた。
その計画とはユーリー・ミノフスキー計画と言い、次世代の人類を導くニュータイプを人工的に生み出すための計画であった。これは特異な能力をもつ女性たちに天才たちのDNAを注入し、受精卵に遺伝子操作をおこなうことでニュータイプとなりえる人間を生み出すもので、シャアの反乱で孤児になっていたパッツィもその計画の被験者となり、そしてリヴが生まれたのである。
つまりリヴは生まれながらのニュータイプであったのだ。
だがリヴが4歳の頃の0103年に謎のテロリスト(ザクⅢを有しており、ECOASのような汚れ仕事を行う部隊のようにも見えるが不明だがアナハイムと関連があるらしい)の襲撃でパッツィはリヴと共に脱出、その後は見逃された際に渡された資金を元にアンゲリカの戸籍を手に入れている。
真の関連タグ
強化人間:ポジション的にはこれに近い。ただし、リヴは遺伝子こそいじられているが肉体的には手を加えられておらず、精神操作も施されていない。
アフランシ・シャア:計画そのものがアクシズで失われた英雄を生み出すためであり、同じ目的であると思われる。
キラ・ヤマト:こちらも人工的に生み出された最強生命体であるガンダムパイロット。
オルフェ・ラム・タオ :キラよりどちらかというとこちらに近いか 人類を導くために作られた人間同士である。イノベイドもそれに近いか