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「わしを殴ったように見えたか? できんよ そんなことは絶対にできん わしは『V』“消尽点“のグエナエル わしの存在はお前達の視界からも意識からも完全に消えて無くなる」


「さて もう一度『初めまして』かの」


CV:宮澤正

概要編集

頭にヘッドホンを乗っけたピンク髪の老人。今まで性別不詳だったが、明言して見たら恐らくです。

ユーハバッハから「"V"」の聖文字(シュリフト)を授かった星十字騎士団滅却師


人物像編集

自身の聖文字には絶対的な自信を持ち合わせており、敵を一方的に嬲るのに快感を覚える卑劣な性格。

しかし、能力に過信するあまりに舐めプの癖があり、逆に攻撃を受けた際には取り乱していた。

一方で常識的な感覚も持っており、バージョン3を攻略した草鹿やちるに対し「初対面の相手を殴るなんて非常識な!」と怒り、同じ指摘をした虎徹勇音に対し「マトモなこと言うじゃないか! お前、見所あるぞ!」と褒めていた。また、やちるに対し「ワシを敵だと思った理由があるなら言ってみろ! 参考にしてやらんでもないぞ!」と発言するなど意外と謙虚な一面もある。

また、敵の能力を色々と考察、分析する思考もある。


能力編集

  • 聖文字"V"【消尽点】(Vanishing Point、ヴァニシング・ポイント)

なぜ他の騎士団にはついてる「The」が無いのかは……後述。

視界、意識に関して三段階ごと変化する能力であり、これらは瞬時に切替可能

それによりグエナエルは常に安全圏からダメージを受けず、一方的に敵に対して無双が行える。

打撃が主だが、やちるの背後から仕掛けようとした際にはクナイのような小型の刃を持っていた。


バージョン1・透明人間(仮名)

透明人間になる。ただしあくまで透明人間になっただけのため当たり判定はある。

なお、ダメージを受けると強制的に能力が解かれる。

変身中は漫画の表現上、顔だけになる。


バージョン2・存在消失(仮名)

透明人間に加え、更に “存在までも消してしまい” 自分に対して敵が干渉できなくなる。いわば無敵モード。

変身直前に残像を残すため、敵は残像を殴る形になり、殴った筈なのにおかしいと錯覚をする(残像がちゃんと殴られた時のリアクションをしている)。

その代わり、逆に自分も敵に攻撃ができないので、攻撃する際には姿を現すかバージョン1に戻す必要がある。

ただし、やちるの「三歩剣獣」に対してバージョン2で避け続けなかったので、なんらかの制約があるのかもしれない(これが舐めプとかでなければの話だが)。

変身中は漫画の表現上、目だけになる。


バージョン3・記憶消失(仮名)

敵から自分に関する全ての記憶を消す。

月島さん完現術ブック・オブ・ジ・エンド」とは真逆の能力。

「さて、もう一度初めましてかの」の台詞の通り、敵から自分に関する記憶が完全になくなる。

これを使うと初対面に戻るため、敵はグエナエルが敵である事実を忘れてしまう他、彼の能力も忘れてしまう。それによりグエナエルは敵から攻撃される心配がなくなるため、バージョン2とは違うベクトルで敵を一方的に殴り放題が可能になると、月島さんよりも厄介な能力である。

作中ではやちるが本能でグエナエルを敵と認識する方法で、バージョン3を無視し攻略した。


編集

  • 消尽滑体(バニシング・スライダー)

後ろに下がるのに全霊圧に集中させ、あらゆる反応速度を上回って攻撃をかわす技。

バージョン1と3が通用しなくなった後に使用。


活躍編集

マスク・ド・マスキュリンに敗北し重傷を負った六車拳西鳳橋楼十郎の救護をしていた勇音とやちるの元に現れ、バージョン1と2でやちるを翻弄。

更にバージョン3で自分の存在を記憶を消して、敵か味方か分からない初対面の人間に戻して一方的に無双しようとしたが、やちるの動物的勘の前にはこの記憶操作は通じず、やちるの能力「三歩剣獣」の前にバージョン1と2の切り替えも通じず回避したつもりでも斬られてしまう。


反撃に移ったやちるの攻撃を消尽滑体で回避し、真っ二つにされるのは避けられたものの、顔に大きな傷を受けてしまった。
























正体と最期編集

「ごめんね 君が誰だか知らないけど」

「もう君の未来を 想像できない」


その正体はグレミィの能力で生み出された空想の産物。

そのため、能力名の頭に「The」が付かなかったのは、グエナエル自身は騎士団でもないグレミィの能力の伏線。

最期は自身の生みの親であるグレミィに裏切られ、右肩を抉られて「ワシはまだやれる」と命乞いするも、「(バージョン3のせいで)今、僕の記憶からも消えちゃった」と皮肉られ、逆上してグレミィに襲いかかるも消滅させられた。


これによりグエナエルは、やちるとグレミィの見事な連携によって倒されてしまった。


小説『Can't Fear Your Own World』ではリルトットの過去に少しだけ登場。檻から釈放されたグレミィと仲良く戦場へと向かった。


余談編集

本体のグレミィと中途半端に発音が似ているためか、グレナエルグレエナルなどの混同間違いが散見される。


関連タグ編集

BLEACH 星十字騎士団 滅却師 グレミィ・トゥミュー 老人


???…グレミィの想像によって生み出されたもう一人の滅却師。

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