概要
「みんなの好きをやってみよう月間」の第4弾として、2024年10月26日に放送された「ゲームクリエイターのび太」に登場した。
ゲームのコントローラーを模したヘルメットの道具で、これを被れば現実の空間を見てどのようなゲームにしたいか想像すれば、それをモチーフにしたゲームをプレイして遊ぶことができる。ただし使用者にだけそう見えているだけであり、面白いゲームになるかも着用者のセンスによる。ちなみにドラえもん達がゲームをプレイしている様子は、レトロゲームのようなドット絵で表現されていた。
のび太が被ったのはメインカラーが赤の物だったが、この他にも橙、ピンク、緑、青の色をした「サブコントローラー」というのがあり、これを使うと4人まで加わってプレイすることができる。ちなみにそれぞれドラえもん、しずか、ジャイアン、スネ夫が着用した。
ストーリー
スネ夫の家でプレイしたゲームで、ラスボスを倒すことができた一同はこれに大満足していたが、スネ夫が将来自分はゲームクリエイターになってみたいと話すと、のび太は「僕も作ってみよう」とと発言。だが即座に無理と言われ、訳を聞くとげームを作るというのは大変で、どんなにいいアイデアを出し合って頑張っても、売れるのはほんの一握りで、遊ばれずに消えて行ったゲームがどれほどあると思うかということだった。
それでものび太は「やりたい!」と胸を張って目を輝かせていたので、スネ夫はゲームクリエイターにとって一番大切な物は何だと思うか質問。それは「センス」だと自ら答えると、ジャイアンも「それじゃ、のび太には無理だな」と同意見だったため、怒ったのび太はゲームが作れなかったら逆立ちして鼻からスパゲティーを食べると約束してしまった。
帰宅後このことをドラえもんに説明し、ゲームを作ることができる機械をお願いすると、のび太の目の輝きに負け「ゲームホントローラー」を出してくれた。喜んで貸してもらおうとしたのび太だったが、上記の理由からドラえもんは貸すのを渋ったため、スネ夫と同じことを言うなんてひどいと、ママがおやつのホットケーキを持ってきてくれた。
するとドラえもんは即座にのび太にこれをかぶせ、自身ももう一つ別の物を被って、のび太が考えた「ホットケーキを落としちゃダメダメゲーム」をプレイしてみることに。更にこれをプレイし終わると、次にのび太は「数々の困難を乗り越えてゴールの空地までたどり着くゲーム」を思いついたので、これもドラえもんも一緒にプレイしてみると、遠回りしたことで空き缶に転び溝にはまった後、道に落ちていた新しい靴下をゲットした。
その後もデビルドッグというモンスター(本当はブルドッグ)に追いかけられズタボロになったり、先生に遭遇して逃げるまわったりしたが、のび太は自身のゲームセンスに満足気だった。ドラえもんはいつもの生活そのまんまと言っていたが、その後ネズミと遭遇したことで気絶してしまった。
するとそこにしずか、ジャイアン、スネ夫が通り掛かったため、皆でこれを被り、「カミナリさんちからボールを取り戻せ!」という姫となったしずかを救い出すをプレイすることになった。最初はリードしていたジャイアンが神成さんに水をかけられ下に落ちたことで、スネ夫はいい気になっていたが、まだ落ちてはおらず足にしがみついてきたため「死んだはずじゃ...」と驚いていると、うちに2人まとめて落とされてしま、その隙にドラえもんがゴール。
お礼のクッキーももらって満足していたが、他の男子達は不満だったため、今度はスネ夫が被ることになり、武器や鎧で次々にモンスターを撃退。だが自身だけ高価な装備だったため、のび太とジャイアンは不満で、しずかに関してはイモを焼き始めてしまった。これに業を煮やしたジャイアンは役をスネ夫と無理やり交換しラスボスの魔王も倒したが、その時母ちゃんが宿題をやるよう怒って迫ってきたため、捕まったジャイアンを見て、のび太は「ゲーム作りって怖いんだね」と言い、スネ夫はゲームクリエイターになるのを止めることにした。
余談
「おしごと!なるには図鑑」には、ゲームクリエイター山田恭平氏が登場し、自身がいつ頃からゲームを作っていたのかや、ゲームクリエイターになるためにはどのようなことをすればいいのかなどをインタビューで答えてくれた。
関連タグ
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本物電子ゲーム:同じく現実世界をゲームに変えることができるが、こちらは本当にそれが現実のものとして現れる。