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CV:渡部猛

概要

バトルフィーバーJ』第35話「腹ペコ大パニック」に登場。

複数のを素体として誕生したエゴス怪人「海の魔王」を自称しており、海の魚はエゴスが管理すると豪語する。武器は槍と口から吐き出す発火性の白い液体。

食料の流通をストップさせて民衆に大打撃を与える「パニック作戦」の実行が使命。

漁船を襲撃して日本近海での漁を妨害して魚が全く取れないという状況を作り出したり、日本の東西を繋ぐ大動脈の東名高速道路を不通にしたりといった様々な妨害工作を展開していた。

その後経済評論家の太田黒慎造がテレビで不安を煽り、この作戦のため用意した唯一魚を扱う東西スーパーで支配人が破格の値段で魚を売り他の食料品も高騰する(共に正体はカットマン)。

なお、複数の魚から誕生した経緯からなのか魚としての習性が色濃く残っているらしく、が垂らした釣り針についうっかり引っ掛かってしまい、プライドを酷く傷つけられていた。液体を放ち逃走するが、誠が発信機を仕込みアジトの水族館を暴き店員に変装して調査に向かったマリアケイコ、ミドリを凍死させようとしたカットマンを蹴散らし救出した四郎と共に合流、最終的にペンタフォースを受け爆死、しかし、断末魔に弟を呼ぶ。

事件解決後、四郎が給料をはたいて買い占めたサンマを子供たちに振舞った。

兄から呼びだされ水中から出現するも、電光剣唐竹割りで瞬殺されてしまった。

余談

太田黒慎造を演じたのは特撮に深く関わり、本作でも数体のエゴス怪人を担当した依田英助氏。

やはり特撮と関わりが深く、本作でもサタンエゴスを担当した飯塚昭三氏は秋刀魚が10万円の時にめざしを食べる温和な富豪役で出演している(普段と違い声にドスの効いていない穏やかな演技なので、言われないとわからないレベル)。

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