概要
『Fate/Requiem』の登場人物。
セイバーのサーヴァント、ギャラハッド・オルタのマスター。人気スポーツ「聖杯トーナメント」のスター選手として名を馳せている。
人物
聖杯トーナメントのプロモーターであり、ホムンクルスを修めた一族・ライデンフロース家の出身。衣装は魔術協会制服に似たデザインをしている。
基本的には謙虚で礼儀正しい性格。一方でその実力や実績に裏付けられるように自尊心も強い。また、相手にはっきりと物を言う反面、自分の非と感じた場合は素直に認めている。後述の「英霊憑依」をするとより凛々しさを増した、騎士然とした話し方をする。
パートナーであるギャラハッド・オルタとはそれなりの付き合いをしているようだが、皮肉屋で口の悪い彼に怒ったりむくれたりすることが多い。
ギャラハッドが他人に対してかなり失礼な言動をした際には、彼の手スレスレでテーブルにフォークを突き立てるという過激な方法で黙らせた。
能力
英霊憑依(ポゼッション)
詳細は不明だが、コハルの奥義と呼ばれる能力。ギャラハッド・オルタを憑依させることで彼の能力を使えるようになる。憑依時は少し露出度が高い濃紫の甲冑姿になり、また肉体年齢が10代後半に成長する。人格の主導権は彼女にある様子。
戦闘スタイルはアクロバティックな身のこなしで敵の攻撃を躱し、魔力を纏った細身の剣で仕留めるというもの。聖杯トーナメントでは何度も優勝しているトップクラスの実力者であり、人気も高い。
奇妙な垂れ布の剣(ダビデ王の剣)
羊飼いのイスラエル王がかつて持っていた剣。宝具であるかは不明。
特筆すべき力はないとのことだが聖遺物であるため、作中では同じく聖なる武装であるロンギヌスの槍を押しとどめた。
『Fate/GrandOrder』のマシュ・キリエライトとは同じギャラハッドの力を借りて戦うという共通点があり、英霊憑依によって変身した姿もマシュのものに近い。ちなみにコハルのほうはセパレート的なデザインになっている。
また、英霊を憑依させて「変身」するのは同じホムンクルスであるイリヤの「夢幻召喚」、ジークの「竜告令呪」を連想させる。
これまでのFateシリーズに登場していた上記の面々のように、英霊の存在を憑依させるのはデザイナーベビーやホムンクルスなど人為的に手を加えられた存在でないと難しいとされる。コハルもそのような目的で生み出されたのかもしれない。
関連人物
サーヴァント。毒舌や軽口を叩くが、力を貸してくれている。その姿はどこかの赤主従のようなものに近いだろう。
同じ教養講座を受けていた学友。会った当初はプラン少年が授業の邪魔になったとして怒っていたが、チトセの関係者と知って恐縮する。後に連絡先を交換し、聖杯トーナメントに招待した。
エリセのほうも一時は面食らっていたが、コハルのトーナメントでの姿を見て素直に賞賛している。
リスペクトしているらしい相手。彼女が「聖痕」と呼ばれる重大な人物であると知っており、対面した際には恥じ入っていた。
「ハルコ」の名を名乗って彼女の『旧人類史講座』を熱心に受講していた。
ギャラハッドの力を借りて戦う先輩。こちらはホムンクルスではないが、人為的に産み出されたデザイナーベビーである。
ちなみにマシュもコハルも変身した姿が少々セクシーであるため、これがギャラハッドの趣味なのかとファンの間で囁かれている。
サーヴァントの力で変身して戦うホムンクルスの先輩。