コロッサス(MARVEL)
ころっさす
肉体を生体金属オムニウムで覆うことができる(資料や作品によっては肉体そのものを生体金属オムニウムに変換するとなっている。後述の生存能力や眼球も金属になっていることを考えるとこちらが正しい気もする。ゲーム「Marvel ultimate alliance」のムービーシーンで破壊された腕の切断面や抉られた傷の内部も金属になっていた)。
金属化すると体が一回り大きくなり絶大な怪力と防御力を発揮する。耐熱性も高く5000度まで耐えることができる。その腕力はハルクやジャガーノート等には一歩譲るものの最強クラスにランクされ(資料によってズレはあるが70~100トンの物体をリフトアップできる)、防御力に至っては全マーベルヒーロー中最強に位置する。
また金属化中は呼吸が要らず、深海や宇宙空間などで活動可能。金属化は不眠不休で五日間継続可能。物理に対してはほとんどチート状態である。が、さすがにスペック通りだと強すぎるためか、劇中ではそれほどの防御力は発揮されていない。
ゲストキャラ(CV大塚明夫)だったり敵キャラだったりしてまともな扱いはしてもらえてない。
実写版(X-MENユニバース / MCU)
「X-MEN」をタイトルに含む2作品と、「デッドプール」をタイトルに含む3作品では、演じる俳優が異なる。
X-MEN:ファイナルディシジョン
メインメンバーに昇格し、ウルヴァリンとの連携技「ファストボールスペシャル」を披露、終盤ではマグニートー撃破に大きく貢献した。
デッドプール
声:ステファン・カピチッチ、日本語吹替:木村雅史
『デッドプール』シリーズではレギュラーキャラクターとして登場。
コミックに忠実な、常時金属ボディの、筋骨隆々な男の姿となった。
同作におけるX-MENの代表的なメンバーであり、ミュータントでありながら犯罪行為を続けるデッドプールを更生させ、X-MENに入れようとしている。
そのため、デッドプールからはクソ真面目の堅物と思われている。
ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッドと共に登場し、デッドプールのギャグの相棒的存在として活躍(?)した。
もちろんその能力を活かした戦闘も披露したが、そちらの活躍面ではやや影が薄い感は否めない。
デッドプール2
X-MENの新人となったデッドプールの指導役として、彼とともにミュータント事案の任務につく。
中盤、デッドプールと仲違いが起きて一時は彼を拒絶するが、終盤でジャガーノートに苦戦するデッドプール達を助太刀し、彼らに代わってジャガーノートとの一騎討ちに挑む。
殴り合いで窮地に陥るも急所を狙ったり、鉄格子の破片を凶器にして迎撃した末にネガソニックとユキオの連携で見事ジャガーノートを撃破した。
デッドプール&ウルヴァリン
MCUに編入した今作でも登場し、無事にMCUへのデビューを果たす。
友人としてウェイドの誕生日パーティーに参加し、ウェイドとの会話で『ブリティッシュ・ベイクオフ』という番組にハマっている事を明かしている。
前二作とは異なり、序盤と終盤の登場のみで事件の本筋にかかわる事は無かった。
終盤、ウェイドが自宅へ招き入れた彼をどう思ったかは気になるところである。
現在の巨漢パワーキャラ御用達のスーパーアーマーの元祖である。
ゲーム「Marvel ultimate alliance」では戦国BASARAの豊臣秀吉のごとく掴んだ敵を武器として振りまわすアクションが可能。
魔術師ラスプーチンの子孫とされ、兄も妹も能力が魔術に関連するものである中、全身を金属化するというコロッサスの能力はその血筋のなかでは浮いているように思える。が、なんの偶然か格闘ゲーム「ワールドヒーローズシリーズ」のラスプーチンはガード時に全身を石化させて身を守っている(2以降)。