概要
遊戯王TCG及び遊戯王マスターデュエルで登場した水属性・魚族のチューナーモンスター。
墓地の魚族1体を除外する効果とゴーティスのチューナーモンスターの共通効果として相手ターンにシンクロ召喚する効果を持つ。
カードテキスト(マスターデュエル版)
星2/水属性/魚族/攻 0/守1000
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードを手札から除外し、自分の墓地の魚族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを除外する。
(2):このカードが相手ターンに除外された場合に発動できる。このカードを特殊召喚する。
(3):このカードが特殊召喚した場合に発動できる。このカードを含む自分フィールドのモンスターを素材として魚族Sモンスター1体のS召喚を行う。
解説
(1)は自身を手札から除外することで墓地の魚族1体を除外する起動効果。
ゴーティスのモンスターは除外されることで効果を発動する者が多く、それらの起点になれる。
コストとして自身も除外するが、後述する(2)(3)の効果は相手ターンに除外される必要があるので自分ターンに自身を除外するこの効果とはかみ合わせが悪い。
(2)、(3)の効果はゴーティスのチューナーモンスターの共通効果。
同カテゴリのゴーティスの灯ペイシスやゴーティスの妖精シフとは異なり、このモンスターは除外された直後に特殊召喚されそのままシンクロ召喚できる。
お互いのターンに除外から帰還できる上にフリーチェーンでシンクロ召喚できる他2体と比べると相手ターンにのみ帰還し、帰還したタイミングでしかシンクロ召喚が出来ないのでやや使い勝手が悪く、ゴーティスの大蛇アリオンポスやゴーティスの陰影スノーピオスの効果で除外してそのままレベル8シンクロに繋げる運用が基本となるだろう。
余談
モチーフは「ナガヅエエソ」と思われる。
三脚魚とも呼ばれる深海魚の一種で、長く発達した腹ビレや尾ビレを使って海底に立つようにしてエサを待ち構えるという生態を持つ。
また、カード名の由来はゴーティスの名前が海や魚に関する単語のアナグラムであることから、スペイン語で魚を意味する「pez(ぺス)」のアナグラムと思われる(pez→zep)。