概要
開発・発売はストラットフォード・コンピューターセンター株式会社のホビー事業ブランド「マジカル・ズゥ」。
対応機種
2006年にはプロジェクトEGGにて配信(PC88版準拠)。
内容
探索は『Wizardry』のような3D、戦闘はサイドビューの2Dアクション。
文明が崩壊し荒廃した世界を舞台に、怪物と防衛システムが待ち受けるダンジョンを攻略するRPG。
ストーリー
199X年、異常気象による食糧危機から第三次世界大戦が勃発。
崩壊した世界の復興を妨げていたのは、戦前に食糧危機への対策を目的として富士山麓に設立された「遺伝子工学研究所BIAS」であった。
爆撃を受けて暴走した中枢システムが異形の生物を造り続け、さながら魔物の棲む迷宮のごとき存在となったBIAS。
政府はBIASを外部から封印したうえで、最深部に潜入しシステムを停止した者に報奨金を支払う旨を公表。
かつて「富士山麓科学都市」と呼ばれた街は、今や命知らずの賞金稼ぎが集う「ビーストシティ」と化し、恐怖と狂気と断末魔の悲鳴が絶えないBIASの闇に挑む者たちを人々は「ザ・スクリーマー」と呼ぶようになった。
関連書籍
1986年、JICC出版局(のちの宝島社)からゲームブック『ザ・スクリーマー』(著者:山本雅之)が刊行され、1987年にはエム・アイ・エーからゲームブック『ザ・スクリーマー 魔塔バイアスの謎』(監修:ストラットフォード・コンピューターセンター)が刊行されている。