機体データ
| 型式番号 | MSK-008 |
|---|---|
| 所属 | 新生ネオ・ジオン |
| 開発 | カラバ（原型機）、新生ネオ・ジオン（改修） |
| 生産形態 | 実験機 |
| 頭頂高 | 18.4m |
| 本体重量 | 不明 |
| 全備重量 | 不明 |
| 出力 | 1,920kW |
| 推力 | 105,000kg |
| センサー有効半径 | 11,500m |
| 装甲材質 | ガンダリウムγ |
| 固定武装 | 60mmバルカン砲×2、ビーム・ピストル×2、ビーム・サーベル |
| 携行武装 | ビーム・ライフル、グレネードランチャー、シールド×2、シュツルム・ファウスト×8 |
概要
型式番号MSK-008。
漫画『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』に登場。
新生ネオ・ジオンの指導者となったシャア・アズナブルが運用した、ディジェをベースとした試験機。
金銭面で不安を抱えていた初期の新生ネオ・ジオンにスポンサーから寄付されたモビルスーツ（MS）であり、有り合わせのパーツを取り付けてテスト機としての条件を満たしたもの。本来はシャアの専用機として開発されたわけではないが、カラーリングを赤系統に改めていたところ、シャアが使用を希望したという経緯がある。
陸戦用だったディジェを宇宙で運用出来るように、背部バインダーはシュツルム・ディアスのグライバインダーに換装されており、両肩もシールドとウェポンラックを取り外し、ギラ・ドーガ用シールドを両腕に装着している。
アームレイカー式に換装されたコックピットシート下部には、開発されたばかりのサイコフレームが試験的に実装されている。
ビーム・ライフルはギラ・ドーガのビーム・マシンガンと同形状のもので、試験運用目的で装備していると思われる。上部のビーム・ライフルとしての銃口と、下部の速射用2連銃口を備えるが、劇中での射撃は全て上の銃口から行っていた。
サイコフレーム発動時はリミッターが全解除されるため、運動出力をマニュアル調整しないと機体の限界性能を超えてしまうが、シャアはそれを失念してフルパワーで動かしたため自壊させてしまった。結果としてシャアしか乗る機会が無かったため、「シャア専用機」として扱われるようになった。
バリエーション
ディジェ・トラバーシア
型式番号MSK-008S。
『ジョニー・ライデンの帰還』に登場。
ヤクト・ドーガ開発のためのテスト機として再改修されたシャア専用ディジェ。
詳細はディジェ・トラバーシアを参照。
関連項目
リック・ディジェ - 宇宙に出られるようになったディジェ仲間で、こちらはアムロ専用機。
キャスバル専用ガンダム - アムロが使っていたMSをシャア専用にした繫がり。
