概要
御三家の一員として、派手な女性関係が噂されるシャディクと、やさしく穏やかで地球寮のまとめ役でもあるニカ。
パイロット科とメカニック科、スペーシアンとアーシアンということもあってふたりに接点はなく、特に注目されているわけではなかった。
だが、第7話が放送されると状況が一変。
「こちらこそ、こないだはありがとう。ニカ・ナナウラ」
「いえ……」
小声で意味深な会話を交わす二人。思いもよらぬその姿に、視聴者は騒然。
早くも「真面目な優等生のニカ姉が金髪チャラ男に篭絡されるなんて」と先走った妄想で薄い本を厚くさせようとする輩が続出した。
この時点ではふたりがどのような関係にあるか不明だが、果たして……。
関連イラスト
第10話以降のネタバレ
アーシアンの勢力の一つ「フォルドの夜明け」と通信室のような場所で密談を行っていたシャディク。彼が密談を終えるとニカが待機していた。「連絡役」の真なる意味は地球寮からスレッタやミオリネの情報を探るのではなく、シャディクの指示をテロリストに伝える役だった。
元々ニカは孤児であり、本来ならば学園に通うことはできなかった。しかし「何らかの役割」と引き換えにシャディクが所有するペーパーカンパニーを後ろ盾としていたのである。
ニカがシャディクの野望の片棒を担がされた事が遠因で、学生達は次々とテロに巻き込まれ、更にはその事実を地球寮寮長のマルタン・アップモントにも気づかれ、ついにはニカはフロント管理局に自首しようとするが、シャディクの取り巻きのエナオ・ジャズに見つかり捕まってしまう。
その後の展開は水星の格付けを参照。