概要
オニヒトデをモチーフとしたシャドウロボット。背番号11番。
元となったオニヒトデの生息地の海水と同じ成分の血液を体内に蓄えるべく、最初は貧血の女性の姿で助けを求め、接触した人間の首元の動脈に指先で吸血し、黒いタイツにマントを被った紳士の様な姿(演ː清水昇)に進化し、最終的に外見が自立した赤い海星の本来の形態に遂げる。
本来の形態で撃破すると体質「ストレートダジン」が作用し、体が分裂され、黒い海星の模様の赤いマスクの女性戦闘員が誕生する「ヒトデ分身」(主に5体)。分身体も同様の体質で構成されており、撃破する事にねずみ算式に分裂・増殖し、そして分身体は以下の方法で繰り返し続行する「鬼ヒトデロボット作戦」(ビッグシャドウ曰く「成功すれば、ジャイアントデビルより恐ろしい人類絶滅の武器になる」)を決行した。ビックシャドウは最初に生み出した1号の性能が良ければ、量産を想定済みしていた。
だが逆に血液が不足すると分裂が出来なくなる。予備にガスタンクに偽装した血液を特殊冷凍で保存さている血液貯蔵タンクが用意されている。
シャドウ鬼ヒトデ1号
「見たか01!今人間の血を吸ったばかりだから、幾らでも増えてみせるぞ」
声ː和久井節緒
紳士時のマントには名称と同様「1」と背番号が入っている。
帯電する両手の触手「マジックハンド」と口から爆発性の糸を吐く。
01と二度の戦闘では退いてたが、ヒロシとミサオを襲った分身体を発見したイチローに欠点を知られ、血液を蓄えた1体と交戦する。01ドライバーを喰らい紳士に戻り(同時に血液が不足)、この状態で01カットで体が分烈し、その直後に炎上した。残りの分身体は血液を蓄えられずに息絶えた。
シャドウ鬼ヒトデ2号
「一体どうゆう訳だ?!この女には血液が無い!」
声ː増岡弘
完成を急ぎ過ぎた1号の改良型。紳士時のマントには名称と同様「2」と背番号が入っている。
作業員の血液を蓄えた後、採石場の作業員達の小屋に爆弾で待ち構え、女性時のうめき声でイチローを誘き出し、まんまと罠に掛かった。イチローと同行してたアキラとリエコを基地に連行する途端、リエコが歯向かうも、ギルハカイダーの命で彼女を吸血するが、上述の台詞で困惑している最中に爆発の中から脱出した01が二人を救出。リエコが乗るダブルマシーンに轢かれた直後、本来の形態に変貌し、マジックハンドをムチの様に01を攻撃するも、反撃のブラストエンドでは分裂・増殖が作用せず、耐え切れず爆散した。同時に作戦は破綻された。
余談
着ぐるみはヒトデムラサキの改造(偶然か声を担当したのが和久井氏である)、触手はアカネイカの改造(着ぐるみは第24話に登場するマッドピッグ104に改造)。ヒトデ分身のタイツは女アンドロイドマン(モモイロアルマジロ部隊&バイオレットサザエ部隊)及び幽霊女の分身体の流用。