概要
本編の主人公であるロボタック達ワンダータイプのロボット達の故郷に伝わるお宝「ランドツール」の眠る箱『ワンダーボックス』を開ける為の鍵であるバッジ。
普段は『オメデトロフィー』と呼ばれるトロフィーの中に入っており、番人であるマスターランキングにより、ロボタック達になぞなぞコンパスという巻物に記されたお題を解決しオメデトロフィーを手にした際に、彼らに『最後の試練』としてスポーツやゲームなどの争奪戦を行い、それに勝利した者にシュビドゥバッジが入ったオメデトロフィーが贈られる。
ワンダーボックスにある鍵穴は第1話は1つだけだったが、第2話以降は鍵穴が2つになったり3つになったりとワンダーボックスを開けるたびに変化する。
ちなみにワンダーボックスに自分が嵌めたシュビドゥバッジが開けるための個数に届いていなかった場合はワンダーボックスから取り外して回収が可能なようで、2話でカメロックがワンダーボックス(開けるためのシュビドゥバッジは2個必要)に嵌めたシュビドゥバッジ1個を3話で身に着けていた。
一度手に入れたシュビドゥバッジはワンダーボックスの穴に嵌めずにその名の通りバッジのように体に付けて持っておくことが可能だが、誰かがワンダーボックスを開けた時には他に所有しているバッジは全て自動的に消滅する。(そのため、『ワンダーボックスの中身が変わった時点で、自分はシュビドゥバッジを持っているため他の者よりリードしている』という状況は作れない)
中には2つのシュビドゥバッジで1セットになっている「ツインシュビドゥバッジ」が入っている珍しいものも存在する。
なおシュビドゥバッジは20話を以て登場しなくなった(同話にて、トラボルトがワンダーボックスの鍵穴を破壊した為)が、ワンダーボックス自体は28話で『白のランドツールの収まった箱』、34話で『黒のランドツールが収まった箱』、38話で『赤のランドツールの収まった箱』、43話で『青のランドツールの収まった箱』という役目で再登場した。(ちなみに1話で登場した『穴が1個のワンダーボックス(シュビドゥバッジが嵌められた状態)』の流用である)
ワンダーボックスに入っていたもの
この項目では本編でワンダーボックスに収まっていた宝物を記述する。
ちなみにご丁寧にも、宝物は全て説明書付きである。
ワンダーフルート
第1話にてロボタックがシュビドゥバッジ争奪戦に勝利して『穴が1個のワンダーボックス』から入手した。
ワンダーフルート自体はロボタックが初登場した時から持っていたが、あちらは1回しか使えない石状である(使うと金粉になって消滅する)のに対し、こちらは何回でも使える。
詳細はロボタックの記事を参照。
ハナメガネ
第4話にてロボタックがシュビドゥバッジ争奪戦に勝利して『穴が2個のワンダーボックス』から入手した。
名前の通り、パーティで使えそうなハナメガネで、見た目はカッコ悪いが架けると推理力が10倍にアップする。
しかし、『ハナメガネがあると今後のエピソードでなぞなぞコンパスの謎解きがヌルゲー化してしまう』という大人の事情の為か、同話にて杉によって破壊されてしまった。
パワーアーム
第10話にてロボタックがシュビドゥバッジ争奪戦に勝利して『穴が3個のワンダーボックス』から入手したワンダータイプ用の交換ジョイントパーツ。
主に使うのはロボタックだが、他のワンダータイプも使う事が出来る(作中ではダークローも第12話で使用した)。
右腕に装備し、先端の部品(ユニット)を交換する事で様々な状況に態様が出来る。
ロボタックはスピード以外は平均的に調整をされているのでこのオプションパーツは相手の弱点をついたり救助に使ったりとかなり便利な為最後までよく使われた。
作中で披露されたユニットは以下の通りで、ユニットを交換する際は『青白い光になってパワーアームの穴に吸い込まれ、別のユニットが青白い光となって現れ実体化する』という演出がされたこともある。
ディスクソーユニット
その名の通り『回転ノコギリ』で、どんな大木でも難なく伐採できる程の切れ味がある。
パラボラユニット
その名の通り『パラボラアンテナ』で、どんな遠くの音や声でもまるで目の前にいるように聞き取ることができる。
その効果故に偵察時の盗聴にも使えるが、ロボタックが使うと『ワンダーフルート(呼び出し音)の音を大音量で聞いてしまう可能性がある』というリスクがある。
マグネユニット
その名の通り『U字型の磁石』で、金属製の物を引き寄せることができ、(本来、磁石に引き寄せられえる物は金属製ではなく鉄製なのだが、そこはツッコんだら負けである)ロケットパンチのように射出することもできるので、その後はワイヤーで引き寄せて戻すことも可能である。
なお、全てのワンダータイプのロボットにはジシャックチェンジ用の磁石が内蔵されているため、これを利用してワンダータイプのロボットに属するダークローやマイトバーン等もくっ付けてワイヤーで引き寄せる使い方をすることもあった。
レンチユニット
その名の通り、『工具のレンチ』で、挟む部分で敵の攻撃を受け止める以外にも、パワーアームの怪力も組み合わせることで剣をスプーン曲げ(当然超能力でない方)や針金のようにへし曲げてしまうことができる。
他にも第16話では、モグラッキーを拘束していた鎖を挟んで千切り破るという活躍を見せた。
ウォーターユニット
その名の通り他のユニットが出現する穴から放水をすることができ、23話ではトラボルトのイナズンバーによる攻撃で炎上した薔薇屋敷の火を消すのにロボタックが使用し、カメロックの『ウォーターバズーカ』、モグラッキーの『ウォータードリル』と共に三人がかりで火を消す活躍を見せ、それが試練の書の『病める棘に虹を架けよ』という試練を達成するのに繋がった。
ランドツール
第13話にてダークローがシュビドゥバッジ争奪戦に勝利して『穴が2個のワンダーボックス』から入手したワンダータイプ用の交換ジョイントパーツで、レースの優勝カップのような形をしており黄金の色と、シュビドゥバッジのワンポイントがされている。
ロボタックとカメロックは『故郷であるハラッパ国を救うため』、ダークローは『ハラッパ国への復讐として高値で売りつけるため』という事情で探し求めていたが、どういうわけか3人ともランドーツールがどういう見た目をしているのかを全く知らなかった。
本来なら、ワンダーボックスを開けたダークローに所有権があるのだが、ランドーツールの放つエネルギーはロボタックどころかカメロック、ダークロー、カバドスですら扱いきれない程に膨大なものだったため、マスターランキングの「どうやら今回のお宝を使いこなす力は、お前たちにはない」という判断でワンダーボックスに戻され、ワンダーボックスを開けるために必要なシュビドゥバッジも3個に変化した。
ランドバッテリー
第18話にてロボタックがシュビドゥバッジ争奪戦に勝利して『穴が3個のワンダーボックス』から入手したワンダータイプ用のパーツで、ロボタック達『ワンダータイプのロボット』に搭載されている『ワンダバッテリー』の10倍の出力があるバッテリー。これを装着しないとランドツールを扱うことはできない。更にエネルギーの消費も激しいという欠点もある。
関連タグ
スターピース:前作『ビーロボカブタック』におけるキーアイテム。ただし、シュビドゥバッジとは違い、単体でも使用可能である。