データ
初登場 | ポケットモンスター ダイヤモンド・パール |
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威力 | 120 |
命中率 | 85 |
PP | 5 |
タイプ | くさ |
わざ分類 | 特殊 |
対象 | 単体 |
直接攻撃 | × |
効果 | 4割の確率で、相手のとくぼうを2段階下げる。 |
概要
『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』から存在する幻のポケモン・シェイミの専用技である。
身体の中から放たれる衝撃波で、相手を攻撃するくさタイプの大技。エネルギー放出系の技であるためいかにも全体に攻撃しそうだが、残念ながら範囲は単体。
威力は元より追加効果が「相手のとくぼう2段階低下」と強烈。しかも発動率が4割。さすがは幻のポケモン専用技。ちなみにとくぼう2段階低下技は他に「アシッドボム」があるが、威力はこれと比較にならないくらい低い。
特にスカイフォルム時は特性の「てんのめぐみ」により効果が追加効果の発生確率が8割に達する。ほぼ追加効果が発動すると考えた方が良いだろう。
問題はくさタイプなので通りがやや悪いことだが、とくぼうを下げ続ければ交代際から突破できるのは強み。
ちなみに、これと似たようなゴリ押しを別の技でやっているのがこいつ(同じくさタイプ)だったりする。
また、くさタイプの技なのでそうしょくで食べられてしまう。どうやって食うんだ……。
『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ギラティナと氷空の花束 シェイミ』でもシェイミが頻繁に使用する。
周囲の汚染された空気を吸収・浄化する際に発生する衝撃波であり、発動前に吸収した毒素の濃度に応じて花弁形の器官が黒く染まり、緑色の閃光と共に浄化・放出する。
一定以上の濃度の汚染物質を吸収するとシェイミ自身の意志に関係なく発動してしまうらしく、タケシのコンロから生じた煙を吸って偶発的に発動しコンロを破壊した他、反転世界に生じた瘴気を吸収すると現実世界へと繋がる穴「フレアホール」を開けるほどの規格外の威力で発動してしまう。また、これによってギラティナに現実世界へ脱出するための手段として付け狙われることとなった(シェイミは食べようとしていると勘違いしていた)。
なお、サトシ達はしばらく「煙を吸うと爆発する」と認識していた。
なお、シェイミが汚染された大気を浄化する能力を持っているのはゲーム内のポケモン図鑑でも明記されている設定だが、それがシードフレアであるというのは映画の独自設定である。
技の説明文にも「体の中から衝撃波を発生させる」としか書かれていないし、映画で印象的に描かれていながらゲームではどく状態で強化されたり解除するような性能も持っていないのはそれが理由だろう。