機動戦士ガンダムZZの主人公ジュドー・アーシタと機動戦士Ζガンダムの主人公カミーユ・ビダンのBLカップリング。
「カミジュド」のタグも存在するが、pixivでは本記事名のタグのイラストが多い。また、BLではないイラストも多い。
2人は様々な面で対照的なキャラクターとして描かれている。
主人公 | カミーユ | ジュドー |
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髪の色と着ている服 | 寒色系 | 暖色系 |
性格 | 一見クールだが、ちょっとしたことで怒りっぽい。 | 明るく熱血漢で、余程のことがない限り本気で怒らない。 |
家族関係 | 両親(フランクリン、ヒルダ)がいるが、家庭環境は冷え切っており、父親に問題がある上に劇中で両者共に死亡してしまう。 | 両親と妹(リィナ)がおり、両親は出稼ぎに行って兄妹に仕送りをしている(それでも足りないため、ジュドーがジャンク屋で稼いでいる)ことから家庭環境は良好な様子で、劇中では最終回まで生存している。 |
エゥーゴ関係者との仲 | 基本的に良好であるが、ちょっとしたことで暴力沙汰を起こすなどして、ブライトから修正・自習室行き処分を下されることも多かった。 | 当初は協力を渋っていたが、次第にその気になっていき、ブライトを筆頭とする関係者と良好になっていった。ちなみに、ブライトからは修正されておらず、最終回でやり場のない怒りを抱えるジュドーに「自分を殴って気を晴らせ」と諭した(ジュドーは戸惑うが、葛藤の末に殴ることを選んだ)。 |
ウォン・リーからの修正 | ミーティングに遅刻したことに怒り、カミーユをカンフーでKOした。このことで、カミーユは精神的成長を遂げる。 | 妹を助けるためだけに躍起になっているジュドーに殴りかかるが、なぜか返り討ちに(武道の達人なのに……。なお、修正を行おうとした場所が通路であり狭かったというのもあるが……)。ウォンが修正を行おうとしたのにもそれなりの理由がある。 |
暴力 | 怒りっぽいため、暴力を起こした回数も計測不能。逆に殴られることも多かった。 | 滅多なことでは人を殴ったりせず、逆に殴られる回数もカミーユより少ない。女性に対しては、「目を覚ませ」という意味の軽い平手打ち程度であるが、自身がアーガマの貴重な食糧を粗末にしてしまった際にファから平手打ちをされた際には逆ギレして殴りかかろうとした(これはジュドーが悪い)。 |
恋愛・女性関係 | ファを始めとする様々な女性と関わる。カミーユにとってあこがれの人でもあったレコアにエゥーゴを裏切られ、恋愛に発展したフォウとは死に別れ、カミーユの妹を称したロザミアを彼なりに大事にしていたがこちらも死に別れ、姉兼上官として振舞っていたエマも最後の望みで魂を吸収する形で死に別れるなど、ファ以外のほとんどの女性と死に別れている。 | 次回予告やカセットテープでは女好きであるかのような言動が見られるが、アニメ本編での恋愛描写はない。だが、ルーとは口喧嘩が絶えないながらも信頼している。幼馴染のエルから思いを寄せられているが、ビーチャがエルのことが好きであると知っているため、ある程度距離を取っている。プルからは兄として慕われているが、物語の途中で帰らぬ人となり、プルツーも最終回でジュドーを「お兄ちゃん」の言葉を残してこと切れた。キャラ・スーンからは気に入られ、ジュドーも仲間として見ていたが、終盤で殉職してしまう。ハマーンに至っては終盤で倒すが、死なせたくない思いで助けようとするもかなわなかった。これらのことから、カミーユより死に別れた女性の数は少なめ。 |
ジュドーの項目でも触れられているが、富野監督曰く、「カミーユとジュドーは紙一重の差で違うキャラクターとして描いている」、「カミーユが少し頑張ったらジュドーになっちゃう」とのことで、小説版ではジュドーがカミーユのことを「もう一人の俺」と表現している。
アニメ『ΖΖ』本編では、ジュドーがカミーユと接触したのは第2話であり、精神崩壊して療養中のカミーユが虚ろな目でジュドーの姿を確認すると手を差し伸べ、それに応えるようにカミーユの手を握ったジュドーは、カミーユに「宇宙の幻」を見せられ、「ニュータイプ能力の開花」に至る。この描写は、カミーユがジュドーに主人公をバトンタッチしているようにも見える。
それ以降、2人が接触する場面は少ないが、ある話でカミーユがジュドーの名を言いかけて体調を崩してしまうも、意思疎通でジュドー(及び仲間たち)にアドバイスを送り、終盤のハマーン・カーン戦でもジュドーを他の人たちの魂と共に援護し、勝利に導いた。