データ
概要
第30話「動きだした巨大化石」に登場。
奥多摩の恐竜が繁栄していた頃よりも遥かに遡った時代である6億年前の地層から発見された、恐竜の骨に酷似した姿の生命体。
当初は普通の恐竜の化石だと誤認され、その発見された年代から考古学的、学術的にも貴重なサンプルとして博物館に収容されるが、夜中に突如として活動を再開。
口から吐き出す黄色い毒ガスを撒き散らして街に多大な被害をもたらした他、鋭い肋骨をブーメランのようにして飛ばして攻撃することが出来る。
さらに、例え体を粉砕されても首にある体をコントロールしている中枢部を叩かない限り、何度でも復元・再生することができ、さらに自ら体をバラバラに分解することで敵の攻撃を無効化することもできる。不可解な事に見るからに古生物の化石であるにもかかわらず、紫色の火の玉に姿を変えて飛行する事もできる。
また、特殊な構造をした体組織により普通のX線写真では体の内部構造までを写し取る事が出来ない為、体をコントロールしている中枢部の存在は科学警備隊もその存在を推測はしていたが、体のどの部分にあるかまでは把握できずに手を拱いていた。
ウルトラマンジョーニアスとの戦闘でも上記の能力で苦しめるが、最後は『ウルトラストッパー』で動きを止められた所を『ウルトラアイ』による透視能力で首にある中枢部を発見され、その部分にピンポイントで放たれた『プラニウム光線(Aタイプ)』により中枢部が破壊された事により爆散、絶命した。
なお、この怪獣がどこからやって来たのかは、最後まで明かされる事はなかった…。