「この戦い 負けるかも‥‥」
概要
『スーパーマリオRPG』から初登場したキャラクター(種族)の一種。
一見すると本作を任天堂と共同開発したスクウェアの代表作に登場する魔法使いのような姿でマリオシリーズの世界観ではどこか浮いたデザインのキャラクター(このため、シリーズ通してRPG要素のある作品にしか登場していない)。
姿自体はストーリー中盤から見かけるようになる。
最初は海や沈没船の中でアイテムや装備品を販売してくれる味方キャラクターとして登場して買い物すると先へ進むためのちょっとしたヒントもくれる。
カントリーロードではちくわブリッジのミニゲームに挑戦したり崖の上まで運んでくれる。
ベロ〜ム神殿では100コインで地上まで一気に戻れるワープトランポリンを使わせてくれたりおみくじを売っており、おみくじはその結果次第でどのような場所に進めるかが変わる。
また、神殿前の洞窟内では大量のコインを支払う事で無敵スター入りの宝箱を2回売ってくれる。
基本的に道中で遭遇する彼らは商売人でありマリオ達に危害を加える様子は無いのだが、マシュマロの国では何と雑魚敵の一種として登場する。
思わず話しかけようとして接触するといきなり戦闘画面に突入するので、初見では驚かされるかもしれない(それ以前に他の敵との戦闘に混じって現れる場合もある)。
魔法使いのような見た目通り魔法攻撃を得意としており「フレイムストーン」「ライトニングボール」「けっしょう」「さぶざむ」「ダイヤモンドカッター」と様々な属性の魔法を使用してくる。
防御面は脆いものの魔法攻撃力は高く無属性の「ダイヤモンドカッター」はアクセサリーで威力が軽減できないためパーティーのHPが少ない時は要注意。
マロの「なにかんがえてるの」を使用すると戦いに負けるかもしれないと考えており、たまに逃走する事もある。
倒すと戦闘後に経験値やコインを賭ける「LUCKY」のボーナスフラワーが出現する他、戦闘後にメイプルシロップやヨッシーのクッキーを使用するとロイヤルシロップを獲得する事もある。
リメイク版のモンスターリストによるとスペールという種族は魔法使いが一般的であり、商人として活動している個体は魔法使いとしての職を退き、セカンドキャリアとして商人の道を選んだ個体らしい。
スペール系統のキャラクター
『スーパーマリオRPG』初出のキャラクターは他のマリオシリーズ作品ではなかなか見かけないがスペール系統のキャラクターはペーパーマリオシリーズなどにおいて何度か登場しており、特にペーパーマリオの初期3作品では皆勤賞のキャラクターも存在する。
マリオストーリー初出
デアール スタール サンデール ミステール アツメール クリスタール レベーラ
※この作品でのスペール族は「古代の民」と呼ばれている。
ウラデアール ア・ゲール ミハール モデール アイシテール ミ・エール
余談
スペール族はペーパーマリオシリーズの方によく出演しているが当シリーズはマリオシリーズで描かれた本の中の物語であることが示唆されている。
本家マリオの世界にもRPGにしか出ていないだけでスペール族は普通にいるのでいつかはアクションの方でもスペール族の出番があるかもしれない。
関連イラスト
関連タグ
カメック:マリオシリーズにおける魔法使いの代表格。