データ
初出 | 第1世代 |
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タイプ | どく |
威力 | 20(〜第5世代)→30(第6世代) |
命中率 | 70 |
PP | 20 |
分類 | 特殊 |
範囲 | 単体 |
直接攻撃 | × |
効果 | 40%の確率で相手をどく状態にする。 |
英語名 | Smog |
概要
初代から存在する技。
排気ガスを相手にぶつけて攻撃する。
習得できるポケモンは何故かほのおタイプが多い。
どくタイプの技の中ではかなり高い確率で相手をどく状態に出来るが、その反動かこの低威力にもかかわらず命中率は僅か70とやけに低い。
いくら追加効果発動率が高いとはいえこの残念すぎる性能では対戦どころかシナリオでも需要は無きに等しく、大概他の技が来ると即消されるのは言うまでも無い。
威力的にはどくタイプの序盤技……という位置づけのはずなのだが、習得できるポケモンの中で序盤で入手可能なのは第5世代のポカブ系とBW2のタチワキコンビナートに生息するブビィ系・ドガース系くらいであり、大抵の作品では序盤に使おうにもそもそも使い手自体がいないという本末転倒ぶりである。
おまけに前者2種はタイプ一致技を差し置いて撃つ機会がほとんどなく(半減火の粉>等倍スモッグ)ドガース系は精々クリアスモッグ習得までのつなぎがいいところで、結局序盤技としてもほぼ使われない不遇っぷり。
第6世代では威力が30に上がっているが、どうでもいいレベルの変化である。
似たような技のどくガスが徐々に実用的になってきているのに未だにこの扱いとは…。
本家ではこのような不遇っぷりでありながらポッ拳ではシャンデラのポケモン技に抜擢されており、
・出始めが当たると相手の防御力を下げる(→遠距離つかみ技のたたりめが強化される)
・さらに、出したあと残留する煙が飛び道具などでかき消されると爆発する
・そもそもが『発生の早いブロック貫通のブロック技』であるため、苦手な近距離戦の拒否に有用
と、シャンデラの立ち回りを支える重要な技になっている。