概要
モヒカンのようなたてがみと水かきのある鉤爪を持ったスライム。名前に反して牙は一切ない。
『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド』で初登場したモンスターの一体で、スライム系のモンスターとけもの系の配合で生み出せる。
「あかいりっぱな たてがみをもち ゆうかんで ほこりたかい」と説明がなされているが、やすらぎの扉で戦う扉のぬしはカジノで負け続けてる所を横で稼ぎまくるテリー(まだ子供)に因縁をつける(リメイクの『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド3D』では全く当たらなくてイラついてテリーに八つ当たりしている)など誇りもへったくれもない。というかなんでこいつはカジノにいたのだろうか…。
倒すと先程の態度から一転して「負けを認めるから勘弁してくれ」と懇願してくる。その後、店員のバニーから「店長から話がある」と連行されていったほんとにどこが誇り高いのだろうか。しかも迎えに来たわたぼうも「あんな大人になっちゃだめだよ!」とテリーに忠告するなど完全に反面教師扱いされてる。
そんなスライムファングだが、けもの系を血統にして配合するとユニコーンが作れる。ユニコーンは「ザオラル」などの回復系の魔法を覚えられるのでなるべく作っておきたい。
『ドラゴンクエストモンスターズ2 マルタのふしぎな鍵 ルカの旅立ち・イルの冒険』の対戦ではかいしんのいちげきを高い確率で出すほか、「マダンテ」への強耐性、ザキ系、ルカニ系の無効耐性と必要な耐性は一通り揃えていたため、公式大会環境ではトップメタの1体であり、全国大会優勝者も使用。彼とゴールデンスライムのために「スライムたたき」を覚えたモンスターが環境に跋扈し、全国大会優勝者もオルゴ・デミーラにこの技を覚えさせていた。全国大会準優勝者の個体には耐性を強化していない素人に対して刺す用の「マヒこうげき」があり、全国大会4位の選手もグランスライムにマヒが効くド素人であった。
『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー』以降は「さむらい」というスキルを覚えるがこのスキルは味方の攻撃力を上げる「バイキルト」や「バイシオン」などのアタッカーにはもってこいな呪文を覚えるが、なんであんなダメ男みたいなやつがこんなスキル覚えるのだろう?と思ったマスターは少なくないだろう…。オマケにテンションアップで火力を増強したりスカウトに利用したりもできる。因みにギリメカラと配合するとモヒカントができたりする。
『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー』ではスライム系のDランクとして登場し、位階配合で作成できる。例えばスライム系×スキッパーで作成できるが、スキッパーからスキル「ジャミング」を継承することで「ルカニ」や「かぶとわり」を覚えられるため、おすすめ度が高い。また、神獣を除けばシナリオ中でも最初に「バイキルト」を使えると言って良いモンスターであるのも美味しい。位階配合にはおばけキャンドル×スライム系というパターンもあるが、ここでスライムつむりからスキル「ガード」を継承すると、「スクルト」「すなけむり」といったサポート手段を使えるスライムファングが誕生する。スライムファングはMPの成長率が高くはないが、この程度の特技ならMPの心配はない。
配合禁止縛りでは味方の「バイキルト」と自身のテンションアップを駆使し、自力スキル「さむらい」で覚える「もろばぎり」を叩き込んでボスもろとも玉砕するという使い方がある。なぜレガリス島のいっかくりゅうではダメかというと、そもそも野生個体の加入時のステータスはこちらに分があるからである。
同系統のモンスター
- ジャングラー
『ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅』で初登場したモンスター。緑色をしている。
スライム系のFランクモンスターだが、攻撃力がかなり高い。しかしそれと引き換えか他の能力は非常に低く、対戦では使いにくい。とはいえ、ストーリー序盤のアタッカーとしてはかなり役に立つだろう。