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スラ・ブラスター

すらぶらすたー

スラ・ブラスターとは、ドラゴンクエストモンスターズシリーズに登場するモンスターである。
目次 [非表示]

「銀河機動兵器 スラ・ブラスター 発進!」


概要編集

ドラゴンクエスト モンスターバトルロード』で初登場したモンスター…というか人工衛星。

おなじみのスライムにアンテナとキャノン砲が装備されたような見た目をしている。


どうやって作られたのか全てが謎に包まれている人工衛星っぽい戦闘兵器で、スライム族なのか自信が無いらしい。

確かに物質系マシン系に属していてもおかしくない見た目をしている。


ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2 プロフェッショナル』以降のドラゴンクエストモンスターズシリーズではモンスターとして登場している。


作品別の解説編集

ドラゴンクエスト モンスターバトルロードシリーズ編集

とどめの一撃にのみ登場。

宇宙空間に浮かんでおり、地上の敵に向かってレーザー攻撃を発射する。

因みによく聞くと発射時にカウントダウンをしている。

またフォールダウンにも登場し、こちらでは迫って来る巨大なばくだんいわを避けている。


『ドラゴンクエスト モンスターバトルロードビクトリー』ではスラ・ブラスターの内部が宇宙一決定戦の会場となっており、そこでダークドレアムに挑むことになる。


ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2 プロフェッショナル編集

スライム系のSランク、Gサイズ(3枠)モンスターとして登場。


敵として編集

ストーリークリア後にブランパレスの上空に浮遊しており、プレイヤーが接近するとその力を見極めるため戦闘を挑まれる。


  • ステータス
HPMP攻撃力守備力素早さ賢さ
860036001999999999999

行動パターンは1~3回ランダムで、「ミナデイン」「ギガブレイク」「てんぺんちい」を行う。

あるいは「息よそく」「体技よそく」「踊りよそく」のどれかを使用し、この場合は技の仕様で必ず先制の1回行動となる。

攻撃されると一度に300~400前後のダメージを受ける事になるが、MPが切れるまで通常攻撃は行わないので耐性のあるモンスターであればダメージを大幅に減らせる。

まれに特性ウトウトによって戦闘開始直後に眠っている場合があるので、運よく眠っていたらその間に「バイキルト」や「リホイミ」等をかけておくと少し戦闘が楽になるだろう。


また戦闘前のムービーで「つねにマホカンタバリアオン! つねにアタックカンタバリアオン!」と発言している通り、戦闘中は常時マホカンタとアタックカンタが張られていつため呪文攻撃と通常攻撃、一部を除く斬撃系攻撃をはね返されてしまう。

これは特技によるバフでは無く、常時発動している特性なのでいてつくはどうで打ち消すこともできない。

それ故に事前知識が無く迂闊に近づいて強制的に戦闘が開始し、成すすべなく敗北したプレイヤーも少なくない

特にアタックカンタはダメージが反射した側の攻撃力依存となるため、たとえこちらが攻撃力1で攻撃したとしても反撃は攻撃力1999で受ける事になってしまう。


この事から主な有効打となるのはブレス、体技、踊り系の攻撃なのだが、コイツはそれにすら耐性を持っている。

前述の「息よそく」「体技よそく」「踊りよそく」はそれぞれ対応した攻撃をそのターンが終わるまで反射するという物になっている為、有効打だと思って使った技で自分がダメージを受けかねない。

しかもランダム行動なのでターンが開始するまで相手の行動が一切分からず、こちらからはなんの対策も出来ない。

最もこれらは1ターンに1つしか使えないため、そのターンに反射されるのはどれか一種類だけなのであまり脅威でもないが、油断するとうっかり自滅するという事になりかねない。

一切反射されないのは「アタックカンタ」を貫通できる斬撃系の技で、「ばくれつけん」や「アンカーナックル」が該当するためこれらを持つモンスターを用意しておくといい。


因みにこのスラ・ブラスターのステータスはHPとMP以外は作中でも異常なほど高く、作中最強とすら言える。

というのも、同じく裏ボスであり屈指の攻撃力を持つエスタークの攻撃力が1500でそれを約500も上回る圧倒的な数値。

ラスボスであるヒヒュドラードに至っては、HPとMPを除き900に到達するステータスが賢さのみでそれ以外はどれも700にすら達していないという事を考えれば、スラ・ブラスターの能力値の高さが分かるだろう。


他のボスと違いMPが無限ではないのが弱点…と言いたいが、3600もあるので余程長引かない限りはMPが尽きることは無い。

たとえ底をついたとしても攻撃力が高すぎて通常攻撃も馬鹿にならず、寧ろ呪文や特技よりもダメージが大きいうえ「ミナデイン」が無くなるので常に全体攻撃になってしまい、ある意味強化状態に入るともいえる。

しかし同時に「アタックカンタ」を貫通するすべを失うので、そうなったらこちらがつねにアタックカンタ持ちのモンスターを出してやれば完封することが可能。


耐久面はHPがエスタークやヒヒュドラードが9999なので少し見劣りするが、通用する攻撃の種類が少ない事と毎ターンの様に回復をしなければ直ぐに全滅しかねない事を考えると、実際の数値以上に耐久力が高く感じるだろう。


プレゼント対戦でも出現したが、こちらはそれ程強くない代わりに「マホトラ」と「ミナダンテ」という絶妙に嫌なシナジーの構成をしていた。

現在はWi-Fiがサービス終了しているのでお目にかかれない。


仲間として編集

配合では仲間にならず、入手方法は勝ち抜きバトルの100連勝目の景品として入手可能。

現在では不可能だがプレゼント対戦で勝利する事でも入手が可能だった。


  • ステータス
HPMP攻撃力守備力素早さ賢さ
200060050010002001200

特性

ギガボディ、AI1~3回行動、つねにアタックカンタ、つねにマホカンタ、ウトウト


強敵だったのだから味方になればさぞ頼もしいのだろうという期待を見事に打ち砕いてくれた。

HPとMPはともかく、攻撃力は約4分の1に、素早さは約5分の1に減らされており、そのくせウトウトというマイナス特性は据え置きとなっている。

特に攻撃力に関しては、反射する側の攻撃力に依存するアタックカンタとの相性がすこぶる悪く、敵の時とは打って変わって雀の涙程のダメージしか出せない。

防御力と賢さは高いがウトウトで戦闘開始時に行動できない可能性がある事や、そもそも鈍足過ぎる事などからどのみち使い勝手は良くない。


スキルは【スラ・ブラスター】

敵の際も使っていた「踊りよそく」と「体技よそく」の他に、「スクルト」や「まぶしい光」、「シャイニングボウ」、(「ミナデイン」の代わりであろう)「ジゴデイン」等を習得可能。

他にも主人公の力を見極めるという発言を再現してか、相手のステータス情報を解析するダモーレ斬りを覚える。

しかしどういう訳か、つねにマホカンタがあるにもかかわらず「息よそく」ではなく「呪文よそく」を覚える


固有スキルでありながら攻撃力依存でダメージが期待できない「シャイニングボウ」や意味をなさない「呪文よそく」等噛み合いの悪い技を覚えてしまうのも残念感に拍車をかけている。


ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド3D編集

SランクからSSランクに昇格した。


  • ステータス
HPMP攻撃力守備力素早さ賢さ
通常129065050010002001200
究極143578064012402401480

特性

ギガボディ、AI1~3回行動、つねにアタックカンタ、つねにマホカンタ、こうどうおそい、テンションアップ(+25)、スカウト%アップ(+50)


「つねにアタックカンタ」と「つねにマホカンタ」がHPに下方補正がかかるようになり、耐久が大幅に弱体化。

その代わりか特性から「ウトウト」が消え「こうどうおそい」が追加されたが、「こうどうおそい」の利点である一部耐性の上昇は元々の耐性が優秀だったが故に上昇せず、恩恵が無いに等しい。

更に追加特性の「スカウト%アップ」に関しては攻撃力が低すぎてスカウト要因に向かないため完全な死に特性となっている。

「テンションアップ」も同様攻撃力の低さが足を引っ張りさほど強く無いうえ、そもそも耐久力が低いせいで溜める余裕もあまりない。


実質的な強化と言えばMPが申し訳程度に上昇している事くらい。

強みであった耐久力すら失い、代わりに手に入れた特性の恩恵が殆ど無いに等しいというあまりに悲惨で見るに堪えない性能になっている。


スライダークロボ勇車スラリンガルもしくはエリスグールの配合で作れるようになったが、勇車スラリンガルとエリスグールは配信サービスなどでしか入手できないため、現在では入手が困難なモンスターである。


また、似たような存在にメタルスターというモンスターが登場した。

関係性などは一切不明だが、どちらも宇宙関係のメカであったり、スライダークロボを配合素材としていたり、図鑑で同じようなフレーズが使われたり、のちの作品で仲よくリストラされたり、謎に共通点が多い。


ドラゴンクエストモンスターズ2 イルとルカの不思議なふしぎな鍵編集

表シナリオクリア後、天空の世界の小さな浮島にて戦闘が可能。


敵として編集

ステータスは相変わらずだが、使用特技が一部変更され、「ギガブレイク」が「ギガクロスブレイク」に、「ミナデイン」が「ジゴデイン」になっている。

また自動MP回復がついている為、MPが枯渇し行動が攻撃のみになるという事は無くなった。


『テリーのワンダーランド3D』に続き連れ歩けるモンスターが4枠までになっていることに加え、今作からは更にテンションで「アタックカンタ」と「マホカンタ」を貫通できるようになっているため『ジョーカー2プロフェッショナル』と比べると難易度は大幅に下がっている。

しかし攻撃力は相変わらず高いので油断すると簡単に壊滅する。

また、貫通するとはいえ「アタックカンタ」「マホカンタ」の効果でダメージが軽減はされるので、いくら難易度が下がっているとはいえそう簡単には倒せない。


今作では倒すと仲間になってくれる。


仲間として編集

  • ステータス
HPMP攻撃力守備力素早さ賢さ
通常18597684329683081056
新生223292251811623701268

特性

ギガボディ、AI1~3回行動、つねにアタックカンタ、つねにマホカンタ、こうどうおそい、かばう(+25)、スカウト%アップ(+50)、メタルキラー(新生)


テンションが全モンスター共通のコマンドとなったことで相対的に大きな弱体化を受けている。

ステータスはHPが再び高くなりMPも上昇したがそれ以外は基本弱体化、特に素早さは中途半端に上昇しており「こうどうおそい」との噛み合いが悪い。


特性はテンションアップが全モンスターの共通コマンドとなったので新たに「かばう」が追加された。

珍しく「つねにアタックカンタ」や「つねにマホカンタ」と相性がよく恩恵のある特性だが、前述の通り全てのモンスターが貫通できるようになったので、正直あまり追い風にはならなかった。

更に新生配合で「メタルキラー」を手に入れたが、こちらは当然のように恩恵が殆どない死に特性である。


関連タグ編集

ドラゴンクエスト モンスターバトルロード

DQモンスター・スライム系

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