紹介するよ ダニーってんだ!
ぼくの愛犬でね 利巧な猟犬なんだ
曖昧さ回避
第7部「スティール・ボール・ラン」に登場する白ネズミについては「ダニー(SBR)」の項目を参照。
概要
第1部の主人公、ジョナサン・ジョースターの愛犬。
犬種はおそらくイングリッシュ・グレイハウンドまたはグレート・デーン。
初めて家に来た時は怯えており、近寄ろうとした幼少期のジョナサンを噛んでしまった。そのことでジョナサンはダニーに苦手意識を持っていたが、ある日、川で遊んでいたジョナサンが溺れたときにダニーが助けてくれたため、それ以来友達となった。
ジョナサンとそのガールフレンドのエリナと共に遊んでいたり、
エリナが持ってきた葡萄を果肉と種を分けて食べるほどの器用さも披露した。
だが、彼にとって悲劇だったのは、ジョナサンを精神的に潰そうとするディオに目をつけられてしまったこと。
元々出会い頭に蹴り飛ばすなど、ダニーのことを虫ケラ程度にしか思っていなかったディオだったが、ジョナサンに初めて決定的な敗北を味わったことによって、溜まりに溜まった鬱憤をダニーにぶつけて晴らすという選択をしてしまう。
ダニーは針金で口を縛られて木箱に閉じ込められたうえで焼却炉に投げ入れられ、火だるまになって飛び出して来たものの焼死してしまうという残酷な最期を迎えることになった(ディオの巧妙な手口により、彼が犯人だとは誰も気付かなかった)。
あまりにも酷い亡骸だったからという理由で死後はジョナサンに見せられることなくジョースター卿によって埋葬された。
※ちなみにTVアニメ版では、ジョナサンとダニーの出会いのシーンはカットされている他、ダニーが焼死する直接な描写はない。
スピンオフ『クレイジー・Dの悪霊的失恋』でも、DIOはダニエル・J・ダービーに対して「ダニーと略されたことはないか?」「ダニーという名前は嫌いだ」などと発言しており、と未だに根に持っている模様。