概要
正式名称は「DEMOuntable Next Integrated Capability Armor(着脱拡張型次期能力総合兵装)」。
アメリカ軍が開発した次世代戦闘装備で、ヒメネス曰く「クレバーで、進化する戦闘服」。
特殊素材を使用して高い気密性を実現し、高・低温、細菌やガスなどのBC兵器、各種放射線などへの耐性を備え、人類の生存が困難とされるシュバルツバースの過酷な環境下でも不自由なく活動することができる。
そして、その最大の特徴は「スーツ自身が進化すること」で、装着者の戦闘経験に応じてAIサポートによる運動能力の増幅・外部ダメージの軽減を行うシステムを搭載。また、各種アプリケーションの追加によりあらゆる状況に対応可能な調査用デバイスを実装する。
シュバルツバース内部で発見される「フォルマ」という物質を使ってアプリを生成、適宜装備することで、位置情報支援・視野強化・戦闘行動補佐といった様々な恩恵を受けられる。
セッティングの際にはOS(CV:早見沙織)によるパーソナリティ診断が行われ、その回答に応じて個々の装着者に最適な反応システムを構築。これにより、レベルアップの際、どのパラメータが伸びやすくなるかが決まる。
それ以外にも
- 各隊員の位置や作戦状況が共有できる、高度な通信機能
- 装着者の健康状態が作戦指令室で把握できる、生体モニター機能
- 最低限の栄養補給や排せつ物の処理も可能な、各種生体活動のサポート機能
- 作戦内容及び各種実績(プレイレコード)閲覧機能
などを標準装備。
また、米軍由来のPAL(Pocket Attachment Ladder)システムにより、隊員の任務内容や好みに応じて自由な装備の拡張が可能である。
強化を重ねたデモニカスーツは作中登場する「神」たる悪魔達と互角に渡り合える性能を備えるという、シュバルツバースの超自然現象に対抗し得るスーパーテクノロジーの結晶である。
アレックスが身に纏っているのも未来の最新式のデモニカスーツである。
『STRANGE JOURNEY』のパッケージからして、シュバルツバースを背景にデモニカスーツを装備した主人公が銃を構えているという骨太なもので、この扱いを以てSJの世界を代表する存在であることを推して知るべしであろう。
他の登場作品
真・女神転生Ⅳ
黒色塗装の「ブラックデモニカ」と、SJと同じデザインの「デモニカスーツ」が登場。由来や細かな機能には差異があるようだが「対悪魔戦用に作られたスーツ」という点は変わらず。
装備によってグラフィックが変わるため、デモニカスーツで歩き回ることも可能である。
なお「ブラックデモニカ」は物語の進行によって自動的に取得するが、当の「デモニカスーツ」は頭部、上半身、下半身装備を揃えるために867240マッカが必要である(最高値の遺物でも5000マッカ代の価値)。
幻影異聞録♯FE Encore
ATLUSとファイアーエムブレムのコラボレーション作品であり、両ブランドの過去作にちなんだ衣装の一着として「デモニカレプリカ」という名称で登場している。着用者は剣弥代。お構いなしに肉まんを頬張って(以下ネタバレにつき省略)することがあるが気にしてはいけないのだろう。
関連タグ
ATLUS 女神転生 真・女神転生 ストレンジジャーニー デモニホ
仮面ライダーグリス:全体的なデザインが何となく似てると一部で話題に。