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大切な(怪)人を、取り戻す___

ストーリー

作品が放映され、数々の続編を放送するほど人気の上がったドゲンジャーズであったが、実在するが故にSNS凍結(現実)キタキュウマンを筆頭に、身長詐称、けん玉にハマる、好き嫌い、寝坊、気づかぬ幼馴染からの好意等の不祥事を起こしてしまう。

結果として、始まったシリーズ最新作「ドゲンジャーズ ~エンド・ゴメンタイコ~」の視聴率は1%を切り、無残な最終回を迎えてしまった……。

熊本県の遊園地・グリーンランドでのファイナルステージすらほぼ観客が無人の中、彼らは後番組たる老舗特撮会社「花形特撮」の正統派ヒーロー・銀河新星グレイトZにヤバイ仮面を引き抜かれてしまう。

キタキュウマシンを爆破され、鬼丸ホームのシェアハウスすらグレイトZの変身者を名乗る花形陸によって追い出されたドゲンジャーズは、『株式会社関家具』の家具売り場に住みながら自分達の人気復活のためヤバイ仮面奪還に動き出すのであった。

そう、バディ行動で___!

2期からの登場人物

花形特撮

ドゲンジャーズの後番組として君臨した、老舗特撮会社「花形特撮」の最新ヒーロー。

12.5話登場の「グレイトA」を元祖とするグレイトシリーズの26代目(グレイトB、グレイトC……とアルファベット順に続いたらしい)。正統派ヒーローの在り方に拘り、ドゲンジャーズに宣戦布告する。

本作発祥のキャラクターだが、スポンサーは福岡・佐賀に実在するローカルチェーン店:ピザクック。グレイトダイゼンシンという専用巨大ロボまで登場し、明らかにドゲンジャーズよりも演出・戦闘に金がかかっている。

グレイトZの変身者を名乗る青年。

グレイトシリーズの「グレイトK」世代で、幼少期は父親の正蔵とヒーローごっこに興じていた。

学生時代は荒れており、本作開始まではピザクックでバイトをしていたが更生の切っ掛けが掴めなかったところに父からグレイトZの話を持ち掛けられる。

今でも口調にガラの悪さが残っており、10話の提供帯によるといつも正蔵に言葉遣いを注意されているとのこと。過去や気質ゆえに父親には素直になれないが親想いな気持ちは本物であり、同じく10話の提供帯によると、いつも父親に体調を気遣うよう注意しているらしい。

最終的には「ヒーローと父親が大好き」という自分の気持ちに向き合い、本物のヒーローになるべくグレイトZを父から継承。正蔵のアシストの元、ドゲンジャーズ共々ヤバイ仮面との決戦に参加。これまでの全ての「グレイト」シリーズ26作を束ねた「グレイト2」として新生した。

3期ではグレイト2として、他のローカルヒーロー同様常時変身した状態で登場。

ヒーロー像は未だ模索中のようで、ピザクックの配達も引き続き行っている。公式サイトによると「ピザでも食ってろ!」を決め台詞にしようとしたが社長(おそらく正蔵)に止められたらしい。

ドゲンジャーズには未だにグレイトZ時代の真実を言えておらず、素性を知られてしまった山田真子/MAKOと「内緒同盟」を結成することとなった。

10話では真子を激励する最中メットオフを披露。真っ当なヒーローになる決意の表れか、2期の金髪から黒髪に染めていることが判明した。

4期『メトロポリス』にも登場。ユズユズに配達用の原付を盗まれてしまう。内緒同盟の掛け合いも健在。

  • 花形正蔵(演:高岩成二)

花形特撮の社長を務める陸の父親にして、本来のグレイトZの変身者

変声機で正蔵の声を陸の声に変えグレイトZとして活動しており、陸は影武者(「グレイトZの変身者」としての振る舞い、ヒーローショー時の代役)に当たる。

(グレイトZの変身シーンが登場しない、陸視点のグレイトZ撮影風景が時々登場している、グレイトZの一人称が変身後=正蔵は「私」、変身前=陸は「俺」である等、陸≠グレイトZである伏線は所々に張られていた)

不祥事を続けたドゲンジャーズが許せず、古典的なヒーロー像に固執し敵対していた。

実は糖尿病患者。病状を押して戦っていたが、焦りと病状の悪化から薬(オーガマン曰く血糖値を下げる薬)を乱用。オーバードーズを起こして暴走する。

小学生時代・ノートにグレイトシリーズの構想を書き留めていたが、周囲に馬鹿にされ夢を否定された過去があった。(この出来事が花形特撮設立・グレイトシリーズ放送の切っ掛けになっている。)

記憶の世界に入ったドゲンジャーズに「周囲に否定されてもヒーローを愛する姿勢」を肯定・共感されたことで呪縛から解き放たれ、ドゲンジャーズとも和解する。

その後ヤバイ仮面との決戦時に装備を息子の陸に譲り、バックアップを行った。

3期『ハイスクール』にも彼らしき人物が登場。MAKOにアドバイスを送る。

ドゲンジャーズ陣営

  • 家具店駆動型セキカグオー208式

スポンサーであり2期からドゲンジャーズの拠点となっている関家具大川本店の地下に、オーガマンがポケットマネーで建造した巨大ロボット。名前の208は店舗が面する国道208号から取られたと思われ、フォントは天を突きそうな感じになっている。

あれそれを混ぜた偉い人には分からないようなフォルムで、それっぽいカラーリングをしている。背中には店舗ビルがそのままそびえ立ち、両肩には最高級神代欅の一枚板シールドが付いている。(同じ素材の一枚板テーブルを一億円超えで販売していた。マジで

ヤマシロンが家事を行う事でエネルギーが供給されるという摩訶不思議な動力を採用しており、オーガマンが説明書を紛失したため眠ったままになっていた。

因みに、関家具の専務は超ド級のロボットオタクらしい。

小話

  • 2期全体のテーマは「ヒーローの原点」。1期が各ヒーローの有り様にフォーカスしていたのに対し、2期では各回でヒーロー達(終盤の「ナイスバディ」本編ではグレイトZ)がこの姿になった(ならねばならなかった)きっかけは何なのか、を描いている。

関連タグ

ローカルヒーロー 株式会社悪の秘密結社

ドゲンジャーズ

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