※ピクシブでこのタグが使用されている作品の大半は彼女の事を指している。
概要
『バイオハザードヴィレッジ』の舞台である東欧某所の山村一帯を支配する謎の女・マザー・ミランダに仕える4つの村の名士・四貴族のひとつで、村の中心にランドマークの様に聳え立つ巨大な古城・ドミトレスク城を治める歴史ある家系だが、現在の家長であるオルチーナの代までは、村とは別の場所に住む没落貴族に過ぎなかった模様。
ゲーム本編中には以下の4人が登場する。
母(家長)・オルチーナ・ドミトレスク
長女・ベイラ・ドミトレスク
次女・カサンドラ・ドミトレスク
三女・ダニエラ・ドミトレスク
夫人と三姉妹のそれぞれの名前は頭文字がアルファベットの「ABCD」と繋がる形となっている。
オルチーナ=“Alcina”
ベイラ=“Bela”
カサンドラ=“Cassandra”
ダニエラ=“Daniela”
家長のオルチーナ並びに彼女の三人の娘達はいずれも揃って激しやすい気性や、人を甚振り、その血肉を好む残虐な嗜癖の持ち主であり、定期的に村娘を城の使用人として奉公させていたが、僅かでも粗相を犯した使用人は容赦なく加虐されたり、地下の牢獄に送られ、血を抜き取られて骨と皮だけの幽魔にされてしまっていた。また、男性も自分たちの食料程度にしか考えておらず、定期的に捕まえては地下の厨房で解体して食材にしていたようである。
こうしたことから、城の使用人達は勿論のこと、村人達(特に少女達)からは城に近づく事すら躊躇う程に非常に恐れられていた。
また、彼女らの住まうドミトレスク城は一見、中世時代の貴族文化をそのまま反映した様な古風ながらも豪華絢爛な装飾に彩られた華やかな造りであるが、一度バックヤードに回ると、明らかに動物の肉だけを解体したわけではない血まみれの厨房や、手足を切り落とされた無残な死体の包まれた袋が何体も吊るされた地下の牢獄など、ドミトレスク家の悍ましき所業を窺い知る事が出来る地獄絵図のような場所がいくつもある。
なお、城の近くにはブドウ畑も所有しており、城内ではそれを使ったワイン醸造に力を入れている様で、地下には牢獄だけでなく、ワインの貯蔵庫がある。
ちなみにその年で最も出来が良いワインは「サン・ヴィエルジェ(処女の血)」という銘柄を名付けられた上で、特別なボトルに詰められるとの事だが、作中ではそれを血の中に浸すという傍から見れば残酷且つ悪趣味極まりない形で保管されている他、城の地下の独房には天井に吊るし上げた死体の真下にワインの樽が置かれていたり、ドミトレスク城で醸造されたワインの味について『オルチーナが「独自の工夫」を加え、むせ返るようなコクと芳香を加える事に成功した』と意味深な記述がされている事から、想像も絶するような異常な醸造方法を行っている事が窺い知れる。