概要
第2期『地下帝国ヨミ編』に登場した大型戦闘艇。空中・水中・地中で活動可能な万能機。
武装
武装は機体両側面のミサイル、機体上面のフォノンメーザー砲、主翼の機銃。
周囲にバリアーを張ることも可能。
機体先端にはドリル、機体下面と両翼端にキャタピラを装備。
主翼・尾翼は可変式で地中で活動する際は機体に収納する。
機体後部甲板にプロペラ式可変翼のVTOL機を搭載。
また機体は二重構造になっており、ダメージを受けた外装を脱皮するように取り外すことができる。
活躍
原作・地下帝国ヨミ編
ブラックゴーストが世界をかき乱す時がやってくる。そうなれば乗り物がいると思われたのが開発経緯。
地下帝国に向かう途中、バン・ボグートに溶岩湖に誘い込まれて溶かされた。
劇場版第二作
ブラックゴーストが作った超音波怪獣ロボット・プレシオサウルスに対抗するために作られた。
武装は対超音波砲で怪獣ロボットの音波を逆に利用し、テストでは完璧に倒した。
対超音波砲はケーブル式であり、ケーブルを抜かれた状態で起動してしまうと質量が耐えきれず壊れる。
しかし、スパイとして送り込まれたヘレナこと0010により対超音波砲のコードが抜かれ、対超音波砲は破壊され、損傷した部分を剥がすことになった。
最後は怪獣ロボットにより完全に破壊されてしまう。
ドルフィン号(旧昭和版)
3話以降からドルフィン号が登場している。
ドルフィン2世号
第7期『ネオ・ブラックゴースト編』および新昭和版アニメに登場した万能飛行艇。
水中形態・空中形態・地上形態と三種類に変形する。機首、主翼と推進部、尾翼が可動式であり、推進部にはキャタピラを装備。
当初は武装が施されていなかったが、研究所を移動させるV2作戦の時にミサイルなどを装備した。
機首の格納庫には009の専用スポーツカーであるストライダーを収納している。
デザインは当時多くのアニメでメカデザインを手がけていたスタジオ・サブマリン。
劇中では単に「ドルフィン号」と呼ばれることが多かった。
ドルフィン号(平成アニメ版)
009たちがブラックゴーストからの脱出時に奪取した万能戦闘艦。全長98m、全幅33m。
艦橋前部を収納し艦橋後部が前方にスライド、機体側面に収納された主翼を展開することで空中形態「ジェットモード」に変形可能。
マッハ2.8で飛行する。
武装はミサイル、後方魚雷、デコイなど。
艦首部に小型ジャイロ飛行艇トルドー、艦底部に潜水艦にも変形する水陸両用車両ポーパス、内部に地中を掘削しながら移動できる特殊車両モングランを格納。
内部には台所や医務室などの居住空間も完備されている。
ブラックゴーストの次期主力戦艦候補としてテスト中の機体であり、制式採用後は「ブラックファントム」という名称になる予定だった。
黒一色のカラーリングだったが、後に白と赤を基調としたものに塗り替えられた。(塗り替える最中に002が美女の絵や007が抽象画、006が龍の絵などを描いていた)
主に軍隊での戦闘経験を持つ008が操縦桿を握る。
名づけの親は003であり、コクピットにはイルカのアクセサリーが飾られている。
『地下帝国ヨミ編』の終盤に、敵の攻撃により大破し沈没。
サイボーグ009VSデビルマン
今作でもドルフィン号は登場したが今までのとは違い赤と白が基調ではない。
ドルフィン3号
CYBORG009 CALL OF JUSTICEに登場したドルフィン号でサイボーグ009VSデビルマンと同じく赤と白が基調されていない。
ゼロゼロナンバーサイボーグとギルモア博士が乗る大型鑑。有事に備えた博士と001達がテキサス農場近くにある湖底でひそかに管理していた。過去にゼロゼロナンバーや博士の頼もしき味方となって活躍してきた歴代のドルフィン号と同様、水中だけでなく大空も航行可能な艦艇で、特にこのドルフィン3号は光学迷彩を用いたステルスモードを発揮することにより、移動中の周囲からの補足は困難である。
宇宙での運用までは考えられていないが、スクラムジェットエンジンの働きで成層圏ギリギリの高度5万mまでは上昇可能。
関連タグ
サイボーグ009 サイボーグ009怪獣戦争 新ゼロ 平ゼロ コゼロ ドルフィン号