概要
CV:石井康嗣
ロベルト十団のメンバーの一人。中学3年生。ヒョウ柄のランニングシャツを着た筋骨隆々の巨漢。才数は52件(アニメでは328件)で、パワー系の才ばかり持つ。
人物
アニメでのプロフィールによると、好きな言葉は「馬力・暴力・力うどん」、「力に勝るものは無し!」というほど力こそ全てであると思っている筋肉バカ(脳筋)。ベッキー・ウォルフとは仲が良く、彼女からは「ドンちゃん」と呼ばれている。素手で岩を砕くことができ、その力を認められて十団入りした。
植木耕助のことも初対面で「ザコ」だと言ったり、入団試験の見張りの際にも植木が背負っている長方形のコンクリートの上に乗って苦しめたりと、ドSな部分もあった(アニメでは鬼に諫められている)。
敵対者から力について誉められると、裏表なく嬉しがるコミカルな一面もあるが、才や能力を人助けに使う気はない模様。
植木がアレッシオを倒したことを知ると、すぐさま制裁を加えようと岩場で植木と対峙。一度は能力で植木を圧倒するも、30パーセントの力しか使っていないため、アニメでは全力で植木に襲い掛かる。
(もっとも、初対峙での植木の状態確認はぞんざいなうえ、漫画版ではモバイルによる確認すらしていなかった。)
気絶していなかったことを知って、更なる力で倒そうとするも、四つ星になった植木の唯我独尊(マッシュ)に敗れる。その後、マルコのマグマの力に巻き添えになりそうだったところを植木に助けられる。
その後、鬼の説教を受け、筋肉と友達になることが夢であることが明かされた。
(そのシュールな夢に、たまたま居合わせた佐野から静かな突っ込みが入ったが、上記の見張りの際の悪趣味な行為よりはまだマシだと思ったのか、鬼は夢の内容について、とやかく言わなかった。)
また、仲間への情ゆえか、植木や鬼の善意による行動が活かされたのか、鬼の説教に反論や余計な突っ込みなどをせずに大人しく聞くなど、精神面改善の兆しもみられるようになった。
実は十団では数少ない仲間想いであり、上記のアレッシオの件で怒っていたり、PS2ゲームでは鈴子がロベルトに消されることを悲しんで助けてまでいる。
能力
- 指輪をロケットに変える能力
中指にはめて、自らの任意で力の調整をすることができる。30パーセントならロケットパンチ、50パーセント(アニメのみ)ならミサイル型、100パーセントなら全身を覆ったロケットそのものになる。なお、カール・P・アッチョがコピーしたロケットの能力は背中に装着するジェットパンクのようなものであり、「ロケット」と呼べるものならどんな形にも変形できるらしい。
その調整により、近距離での攻撃と空中移動の切り替えが可能。ただ、一人はパワーへの拘り・もう一人は空を飛ぶ能力などに対する過信が災いしたのか、その切り替え要素を活かしきれなかった。