分類
通称 | ナゲクライ |
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和名 | タカアシガマグチガニ |
学名 | Carabea vescora |
科目 | ガマグチガニ科 |
解説
『ピクミン4』で登場する2本脚で直立歩行する背の高い原生生物。名前の由来は「投げる+喰らう」だろうか。
長いハサミで獲物を捕らえ頭頂部の口に放り込む。オリマーメモによると、若い個体は閉じているため貝殻や木の実で頭を守り、目の下の触覚の奥にある口器で捕食、成長にともない開いてくることで大量の捕食が可能になるらしい。
体高ゆえこれといった天敵はいないが、柔らかい頭を直射日光から守るために沼地や地下にいることが多い。
ダマグモを想起させる圧倒的全高と鋭いハサミを振りかざす攻撃的なフォルムから、さぞ強いのでは・・・と思いきや、そのあまりにも貧弱な攻撃力、捕食手段から見かけ倒し、硬いだけの雑魚などとと言われる羽目に。
弱点はやわらかい頭、羽ピクミンや黄ピクミンなら直接貼り付けられるが、直接貼り付けずともピクミンは足を登って頭部を攻撃してくれるので特に拘る必要はない。少し攻撃すると勝手に転び攻撃しやすくなる。
オッチンのトッシンで膝カックンしてやると一発で転ぶので活用しよう。
捕食の際も同じくハサミを捕食に利用するカニタマのようにハサミで何匹か捕えるのではなく各ハサミ1匹ずつしか捕まえない。
また、ピクミンが口に放り込まれても消化されるまでには15秒もの時間がかかるし、その間に転ばせれば全員吐き出されるので焦る必要はない。一定数(2~30匹いれば十分)ピクミンを投げれば、後は何もせずとも犠牲ゼロで始末してくれる。倒すのに時間がかかるのでその間に他の作業をこなしてしまおう。
と、いうか捕食だけなら隊列にいるピクミンは反応しないのに、わざわざ自らピクミンを振り払って反撃を招くため、ピクミンを50~60匹も連れて棒立ちしているだけで勝手に反撃されて勝手に死んでいく。無論、こちらは犠牲ゼロである。
ただ、通常の振り払い動作に加えて転んだ際にピクミンが振り落とされてしまうなど、花ピクミンがかなりの量つぼみや葉になってしまう機会が多いという点では意外と面倒。体力も高めで普通に攻撃を仕掛けるとかなり時間がかかってしまう。時間が気になるなら氷ピクミンで凍らせて振り払いを封じさっさと倒すのがオススメ。
と、いうことで犠牲が出る要因が「混乱の中でナゲクライに捕まったことに気付かなかった」くらいしかなく、まともに戦えばまず犠牲が出ないため「嘆cry」といった不名誉なあだ名までつけられてしまった。
ルーイメモ
ルーイの航海日誌#10『今日のごちそう』に
- リップのマリネ
- ツメのクリームコロッケ
- 脚と味噌の甲羅焼き
- 目玉のしょうゆ漬け
と書かれているように、ルーイメモにも「むしった唇は塩とレモンで前菜に、脚と腕、味噌たっぷりの甲羅でフルコースが楽しめる」とある。
余談
頭頂部にある口の形や、それが若い個体では閉じているといった特徴から「どう見てもアレにしか見えない」とまで言われることもしばしば。幸か不幸かこいつらのように名前にまで匂わせるような要素が付加されているわけではない。
関連タグ
タカアシガニ:そっくりさん