概要
ナムクシャとは、『風の谷のナウシカ』の土鬼帝国の神聖皇兄ナムリスとトルメキア王国の皇女クシャナのカップリングである。ファンの間ではこのほかにも黄昏夫婦と呼ばれている。
この2人は以前より面識があったようである。ナムリスは捕らえたクシャナとの政略結婚を図っていたが、クシャナの反乱により未遂に終わった。
備考
前述した通り、クシャナは反乱を起こしているため、ナムリスを恋愛対象と見ていた可能性は低い。しかしクシャナは冷静であるため、ナムリスを嫌ってはいなくとも彼との結婚は損になると判断して反乱を起こした可能性もある。なお、クシャナがナムリスに好意を抱いていないまでも意識はしていた可能性として考えられる根拠は、
- ナムリスからの結婚の提案を聞いた際、薄く笑いながら「私の夫になろうというのか」と発言している(あくまでも「薄く」笑っているため、これだけでは恋愛対象として見ているかは微妙。だが、嫌悪感は抱いていないことは分かる)。
- ナムリスからの結婚の提案に対して、結婚の条件を聞いている(条件次第では結婚した可能性もある)。
- (顔がマスクで隠れている)ナムリスの素顔を見せるように言っている(もし、クシャナがナムリスをイケメンと判断した場合は結婚とまではいかずとも恋愛対象に入った可能性はある)。
- (後述のナムリスの「ふしど」発言に対して)「牙を向く毒蛇の巣穴に裸で踏み込めるかな?」(ふしどを共にすることを「嫌だ」とは言っていない)と発言している。
である。
なおナムリスについてだが、彼の目的はあくまでも「政略結婚」であるため、クシャナのことを愛していたかは断定できない。しかし、(前述したクシャナによる素顔を見せよ発言に対して)「ふしどを共にするまでの楽しみにしておけ」と発言しているあたり、クシャナに対して恋愛感情が少しはあった可能性がある。だが、クシャナに(結婚する条件として)「不倫の自由」を与えると言っていることから、政略結婚を望んでいたことが改めて窺える。
ちなみにナムリスは政権奪取後、未だに弟に忠義立てをする者から毒入りの飲み物を飲まされた際に、それを口に含んだ瞬間に毒だと看破している。そのことから、「ナムリスは過去に何度も暗殺されかけたことがあるから毒の味を知っていた」と考察するファンもおり、常に暗殺の危険に曝され続けたクシャナとはある意味お似合いだと言われている。