ハヌマンラングール
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はぬまんらんぐーる
主に東南アジアに生息している猿。
基本的に低地に生息しているが標高3500m付近の山岳地域でも確認されている。
伝説の風神・ハヌマーンの名が冠せられた通り白く美しい毛並みを持った猿で、顔や手足は黒い。知能が高く人を恐れない性格のため、生息地では神(ハヌマーン)の使いとして大切にされ、人に害をなすアカゲザルを撃退するために飼われることもある。
ちなみに、ラングールはサンスクリット語で「痩せた猿」、ヒンディー語で「長い尻尾」を表す。
霊長類では珍しく雄が娶った雌の連れ子を皆殺しにする習性(他の動物だとライオンやカバなどで見られる)を持っているのも特徴。
同時に、特定の条件下で幼体を殺すという行為が世界で初めて確認されたサルとしても知られる。
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