概要
実在した人物、タウンゼント・ハリスとヘンリー・ヒュースケンがモチーフになっている。舞台はペリー来航から3年後で通称は「交渉組」である。
登場人物
(CV:矢部雅史)
初代日本駐在アメリカ総領事大使。ペリーのようにインパクトを残して歴史に名を残したいと考えている。しかし、そのために土を食べる、全裸で走るなど、考えたのは意味不明な行動ばかりで、ヒュースケンにできることからやりましょうと突っ込まれている。江戸幕府との交渉でヒュースケンに逆立ちで交渉させたり、歯を抜かせようとするなど暴走気味であり、おまけに日米修好通商条約の締結という最大の目的を忘れていた。最終的には「巨泉」という謎のメカで江戸に向かうが途中で自爆スイッチを押してしまい自爆してしまう。しかしそれでもインパクトは残せたのでこれで歴史の教科書に載るだろう、ペリー越えはなったと言っていた。(因みにこの事件は目撃者がうまく説明できなかったため結局歴史には残らなかったという。)
(CV:前田剛)
ハリスの通訳。ハリスの無茶に振り回されており、最大の目的である日米修好通商条約の締結を忘れていたことを突っ込んでいた。さらには上下に動く巨泉の下の座席に乗せられて吐く寸前まで酔ってしまい、座席を止めてしまう。(理由は風車の国オランダの出身だからというもの。それに対し、「オランダ人は風車の動きに合わせて回転しません!」と突っ込んでいた。)そこでハリスにいい海苔を渡されるがその角が目に刺さり、それがきっかけで巨泉を自爆させてしまう。
- お吉
(CV:名塚佳織)
史実ではハリスの斡旋看護婦で、いい海苔をおすそ分けする。
- ハヌス
初めに登場する謎の人物。1804年生まれ、1872年死去。
- 巨泉
ハリスがインパクトを残すために作った謎のメカ。なぜか下の席とタイヤが連動しているため、常に下の席が動いていないと止まってしまう。さらに雨に濡れると嫌な臭いがする。(ハリス曰く、牛乳まみれの犬を雑巾で拭いたような臭いがするという。)なぜか自爆スイッチと誤爆スイッチがついている。ハリスとヒュースケンはこれに乗って江戸に向かうが、その途中ヒュースケンが座席を止めてしまったためハリスがいい海苔で手を離させようとするが、海苔の角がヒュースケンの目に入り、それを払った際に海苔がハリスの顔を覆ってしまい前が見えなくなったハリスが自爆スイッチを押したために自爆してしまう。(その時巻き込まれた人々は「びぼろ」、「くんねっぷ」、「めまんべつ」となぜか北海道の地名を叫んでいた。)結局、誤爆スイッチはどのような用途があるのかは最後まで不明だった。