広義でのバトルコース
マリオカートのバトルモードで使用される専用のコース。
マリオカート8には収録されていない。もちろんバトルモードの存在しないアーケード版、マリオカートライブホームサーキットには未収録。
バトル(マリオカート)を参照。
狭義でのバトルコース
その中でもスーパーマリオカート(SFC版)およびマリオカートアドバンス(GBA版)に収録されたバトルコースには名前がなく、バトルコースと番号のみを表記している。これはリメイクされた場合も命名されていない。これらの作品のバトルコースは作品で共通のバトルモード専用のBGMが使用されており、両作のコースに多く使われている赤・青・緑・黄の4色のブロックで仕切られた正方形の形をしているのが特徴。両作のコースの例に漏れず、これらのコースも平坦かつシンプルなコースが多い。両作での既存のコースの背景や要素が用いられている。
アドバンスではSFC版の全レースコースが収録されているが、これらのバトルコースは収録されていない。
スーパーマリオカートでのバトルコース
バトルコース1
背景はドーナツへいやのもの。
一番シンプルな形をしているが、このコースのみ4隅に出っ張った部分がある。
マリオカート8デラックスにてリメイクされて登場。
道が舗装されてカラーコーンが加わり、中央部分は泥の代わりに広場に変更され、傾斜のあるブロックの隅はジャンプアクションしたり乗ったりできるようになった。出っ張り部分は同じ形に統一され、青い部分の出っ張りからはグライダーで飛ぶことができる。コース脇にはスーパーマリオカートのキャラ選択画面のようなデザインの掲示板が設置されている。
マリオカートツアーには未登場ではあるが、8デラックスでアレンジされたこのコースのBGMが全てのバトルコースでのBGMとして使用されている。
バトルコース2
背景はSFC版ノコノコビーチのもの。
L字型のブロックの仕切りが4隅にあるのが特徴。また、ハネを使用した場合のみ取れるアイテムパネルがある。
バトルコース3
背景はバニラレイクのもの。
中央にアイスキューブに囲まれたアイテムパネルがあるのが特徴であり、氷上のコースなので滑りやすい。
バトルコース4
背景はSFC版マリオサーキットのもの。
4隅の出っ張りをなくした以外は同作のバトルコース1、通路の数が5つではなく2つである点や背景以外はGBA版のバトルコース1に似たコースである。同作の中で1番広く、唯一の道が舗装されているバトルコースでもある。
マリオカートWiiにてリメイクされ、12人プレイ前提からか広くなっている。
マリオカートアドバンスでのバトルコース
バトルコース1
背景はGBA版マリオサーキットのもの。
中央のダートと4隅の2つの通路が特徴のシンプルなコース。ダート以外は舗装されている。
マリオカート7にてリメイクされたのはいいが、通路の間にプー、中央のダートにジャンプ台が加わったうえに背景がGBA版ではなくSFC版のマリオサーキットに変更されるなど、微妙にSFC版バトルコース4っぽくなってしまった。
マリオカートツアーではバトル実装と同時に再リメイクされて登場したのはいいが、プーとジャンプ台がなくなったものの背景はSFC版マリオサーキットのまま、おまけにツアーでのバトルモードでは8デラックスでアレンジされたSFC版バトルコースのBGMが流れる仕様なので、ますますSFC版バトルコース4っぽさに磨きがかかる羽目に…(7とツアーでは背景であるGBAマリオサーキットが収録されていないため、両作とも既に収録されているSFC版の背景で代用したことが原因だと思われる)
バトルコース2
背景と床の石畳はそれぞれGBA版のクッパキャッスル2と3のもの。
上から見ると「田」のような形状をしたコースで、このコースのみ4色ブロックが存在しない。中央は溶岩の上の金網になっている。
バトルコース3
背景はGBA版ピーチサーキットのもの。
中央の大きな丸いダートと4隅のL字型の仕切りが特徴。こちらもダート以外は舗装されている。
マリオカートWiiにてリメイクされ、こちらも12人プレイ前提からか広くなっている。
バトルコース4
背景はヨッシーさばくのもの。
中央とその周辺の4つの水場がある関係でぱっと見では次回作に登場するクッキーランドと似た地形だが、この水場は落ちると風船を失うため注意が必要(ただしジュゲムの救助より先にジャンプを駆使して自力で脱出すれば風船を失わずに済む)。