概要
名探偵コナンの登場キャラクター、バーボンとベルモットのカップリング。
金髪美青年と金髪美女で同い年の29歳だが、ベルモットは20年前から不老状態。そのため実年齢で考えるとかなりの年の差がある。
『緋色シリーズ』のラストにて、バーボンがベルモットの秘密を握っていることが判明。彼の消息が絶たれるとその秘密が組織内にリークされるらしく、彼はそれを武器に彼女の協力を得ている。また『探偵たちの夜想曲』で、彼女が言っていた約束の内容が「何があってもコナンと蘭に危害は加えない」であることが『裏切りのステージ』で明かされた。
組織内での関係
単独で動く事が多く、ジンから「秘密主義者…どこで何をやっているかわからねぇよ」と評されているバーボンとベルモット。ある種の同盟関係を築き、ちょくちょく行動を共にしている。原作103巻までで以下の任務で協力し合った。
- 赤井秀一の死は偽装ではないかと疑うバーボンは、ベルモットに赤井へ変装させてもらって関係者の反応を窺った。ジンたちには知らせていなかったが、あの方の許可は得ていた。
- シェリー(宮野志保)を追って2人でベルツリー急行に乗り込み、奪還・暗殺を試みる。この際はベルモットが赤井に変装。
- 一般人に変装し、夫婦のフリをする。関係者から殉職前の赤井の様子を聞き出す。
- バーボン(安室)が自身の依頼人を利用。バーボンがキャメルを煽って揺さぶりをかける最中にベルモットがジョディに変装して現れ、キャメルから楠田陸道の情報を聞き出す。
- ロック歌手・波土禄道の新曲に組織にとって不都合な情報が含まれる可能性がある事から、その調査のために彼のリハーサルに潜入。この際、ベルモットは喫茶店「ポアロ」の同僚・榎本梓に変装した。
余談
劇場版を除くとバーボンはベルモット以外の組織メンバーとは話す描写もなく、連絡を取り合っている相手はベルモットとラムのみ。
ちなみに中の人同士(古谷徹氏、小山茉美氏)は元ご夫婦の関係。現在も友人として良好な関係が続いているという。
小山氏は劇場版『黒鉄の魚影』の台本を読んだ時、何が何だかわからず、その頃に別の現場で偶然古谷氏に会った時に色々とレクチャーしてもらいました。「これってこうだよね?」って確認したりして。とインタビューで語っている。