ヒゲキタコラー
ひげきたこらー
ヘドリアン女王が人々の不幸や悲しみを増やすために派遣したベーダー怪物No.5。
エピソード冒頭で継母との仲が拗れ、人生に絶望して投身自殺を試みていた少女・美坂香織を純と達也が発見、どうにか救助に成功する。
同時刻、香織に目を付けたヘドリアン女王の命令によってヒゲキタコラーは生み出された。
そのまま香織に半透明の姿で接近すると女言葉で怪しく語り掛けて憑依。
悲しみの念を吸収して彼女の分身体となると、写真立てを壊されたことで当たり散らす香織の叔母をポルターガイストで攻撃、威圧した(恐らく香織に近づかれて成り済ましが露見するのを防ぐため)。
その後も様々な超常現象を引き起こして周囲に不幸を振りまいた。
しかし、一平たちが参加した別の少女の誕生会において、ロウソクの火花を吹き上げた際に巻き込まれた風を装った際に天井際までジャンプして張り付くという人間離れした動きを見せてしまったため、デンジマンの注意を引いてしまう。
アイシーからの警告もあり、デンジマンは香織をマークし始めるが、怪しまれていることを知らないヒゲキタコラーは香織に成り済ましたまま遊園地に遊びに行くことを提案。
案の定そこでジェットコースターを暴走させ、大事故に加えてパニックを引き起こそうともくろんだが、一平とあきらにより寝室で昏倒させられている本物の香織が見つかったことで成り済ましがバレてしまう。
遊園地に勢ぞろいしたデンジマンによりコースターの暴走は阻止され、危機を察したヒゲキタコラーは逃走中に電車を暴走させ、そのまま香織に再度憑依して隠れようと試みたが、カラクリが割れた上に継母とも和解していた香織はとっくに目を覚まして隠れており失敗。
待ち構えていたデンジマンによって家の外に放り出され、逃げ出したものの先回りされたことで白兵戦に突入する。
ミラー・ケラーが差し向けた大量のダストラーと共に襲い掛かるが、一度戦闘に入ってしまえばデンジマンを止められるものではなく、デンジシャワーで崖から叩き落されたところにデンジブーメランを喰らって爆散。
直後に細胞組織組み換えで巨大化し、分身でダイデンジンをかく乱するもスキャン機能で見破られ、デンジボールで怯んだところを電子満月斬りで両断され、今度こそ爆発四散した。