CV:若本規夫
概要
日本語を話せるが、日本人を軽蔑している。かといって、日本人以外の者や、同じ宗派に属する者に寛容かといえば、そうでもない。そのためか、学園都市の一部の住民だけでなく、ローマ正教の部下や上司からも辛辣な評価をされている。
その一方で、足止めや迎撃に適した術式を巧みに使い分ける頭脳と技術の持ち主でもあるようで、その点に関しては、一部の魔術師から皮肉混じりで認められている。
前方のヴェントの手引きで、アドリア海の女王と刻限のロザリオを用いて学園都市を壊滅させようとするが、それを阻止しようとした上条当麻らの介入を招く。
一度はメノラー(ロザリオを幾つも繋げた物)を利用した魔術で上条を退けたが、再戦ではその性質を逆手に取られて敗れ計画は頓挫。その後はイギリス清教に囚われて処刑塔に幽閉されている。
主人公と敵対する者で背景に凄惨な過去や強烈な信念を背負うものが多い禁書シリーズでは珍しく自分の立場に執着する小物悪党であるが、中の人の怪演のおかげで小物なのに強烈な印象を残した。
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各巻のボス