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ピニスン・ポール・ペルリア

ぴにすんぽーるぺるりあ

ピニスン・ポール・ペルリアとは、丸山くがね著のライトノベル『オーバーロード』の登場人物である。
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CV:藤村歩

概要編集

書籍版4巻の特典として封入されたドラマCD、『封印の魔樹』に登場したキャラクター。

書籍版では、それらしき存在が仄めかされているだけに止まっているが、WEB版には登場している。


トブの大森林に生えている木を本体とするドライアド。本体から離れられないため、活動範囲は非常に狭い。


人物像編集

おしとやかだったWEB版とは異なり、ナザリックの面々の有り得ない強さを目にした際は、非常にやかましく喚き立てている(音声のみのドラマCDであるため、存在感を示す目的で台詞が多いというのもあるのだろうが)。


森の妖精だけあって、日光と新鮮な水を好んでいる。

数世紀生きる可能性もあるため時間の感覚は非常に薄く、せいぜい「太陽がたくさん昇った時」と認識する程度である。


容姿編集

性別は(そもそも雌雄が存在するのかは不明だが)アインズが劇中で「彼女」と称している事から、外見的には女性に近い模様。


肌が木の幹の色艶をしており、頭部に新緑の様な髪が生えている。妖精や精霊は年齢と外見が一致しないらしく、生まれた時から姿が変わらない可能性がある。なお、服は着ていない。


強さ編集

WEB版では魅力や困惑などの精神系の魔法が使えたが、書籍版では不明。


作中の動向編集

運悪く封印の魔樹こと魔樹ザイトルクワエの近くで生まれてしまったため、その挙動に怯えながら過ごしていた。

(過去に魔樹の一部と戦った7人組と再会の約束をしており、彼等が再び来てくれる事に期待していたが、既に最低でも30年以上が経過していた)


しかもそのザイトルクワエの封印が解ける前兆が表れ始めており、自分ではどうする事も出来ないので、たまたま通りかかった者に情報を伝える程度で殆ど諦めていたが、アインザックからトブの大森林の超希少薬草の採取の依頼をされたモモンと偶然出会う。


当初は、ザイトルクワエと戦う気でいたアインズ達を懸命に止めようとしていたが、いざ戦闘が始まると上述の通り階層守護者達の規格外過ぎる強さを目の当たりにした事で、今まで持っていた世界観が破壊されて大変謙虚になった


ナザリックに移植されてからは畑仕事をトレント達と共に行い、立派な果樹園を作っている。疑似太陽の日光浴やマーレの魔法で栄養と水を与えられて、「美味しすぎて太ってしまう」と話しているとの事。

書籍版15巻では、自身を始めとする第六階層へ移住して来た植物系モンスター達を取り纏める、村長の様な役割を担っている事が明かされている。


WEB版編集

人間で言うと30年も生きていない。植物系モンスターの“絞め殺す蔦(ギャロップ・アイビー)”のせいで、栄養をじわじわと吸い取られて死の危険を感じていたが、人型生物がドライアドの住処まで来る事は滅多に無いため助けも求められず、徐々に諦めに支配されつつあった。


そんな時に配下の魔獣達と共に大森林を訪れたアウラと出会い、ナザリックで働く事と引き換えに彼女に救われる。その際、知り合いのドライアド達やトレントと一緒にナザリック入りする事になる。

(ちなみに、アウラはピニスン達を招いたその働きを称えられ、ぶくぶく茶釜の音声入りの腕時計を与えられた)


性格は妖精らしい、大変大人しく謙虚な姿が窺える。

容姿は「人ともエルフとも表現できそうな女の外見に、肌は磨かれた木の光沢を持ち、緑の髪は新緑を思わせる。超がつくような一級の芸術家が木から作り出した裸婦像」という記述があり、こちらもドラマCDとはかなり異なっている。


関連タグ編集

オーバーロード(アニメ) オーバーロード(WEB)

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