概要
植物性油で形成されているため、甘味などの添加物が無ければ健康食、ダイエット食にも活用されている。ナッツ類は野生動物が越冬のために好んで溜め食いするほどに栄養価が豊富なため、それらを粉砕濃縮したピーナッツバターは総じて栄養価もカロリーも高いが、近年は糖の吸収率に関わるGI値が低いことや不飽和脂肪酸などに着目され糖尿病の予防や緩和に重宝されるそうな。
日本ではバターやマーガリン(ファットスプレッド)、ジャム、マーマレードと並ぶトーストのお供として甘みのあるものが多く用いられるが、中華料理やアフリカ料理などでは調味料として甘みのないもの(花生醤など)が用いられる。また福建料理の影響を受けた沖縄料理でも利用されるが、こちらは駐留米軍からの影響も考えられる。
アメリカ料理を代表するものとして「ピーナッツバターとジェリー(ゼリー)のサンド」という物があり、炭水化物に果糖にピーナッツバターという糖質カロリーの塊のような怪物の如き料理が昔から親しまれていた。
またエルヴィス・プレスリーの名を冠した「エルヴィスサンド」なるものもあるが、ピーナッツバターにベーコン、輪切りのバナナを敷き詰めてホットサンドでプレスするという、糖質脂質を兼ね備えた労働者完全食(当時の下町基準)も存在したという…
京都にはピーナツバターという名前のお菓子がある(ピーナツバター)。当時の社長の娘さんが給食のピーナッツバターが苦手で食べずに家に持ち帰っていたのを社長が知って、ピーナッツバターを使った美味しいお菓子を作ろうと思い試行錯誤の末、昭和45年に誕生した。
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ピーナッツ:落花生の事だがpixivではチャールズ・シュルツ原作の新聞漫画のタグとしての使用が多い。