ファイヤーマンとは、『ロックマン』シリーズに登場するキャラクターの名前。
英語名のFiremanは派生キャラのファイアマン(エグゼシリーズ)と同じだが、
日本語の表記が違うので使い分けられる。
「ファイヤーッ!萌える 萌える! 激しく萌える!オマエに萌える!」
概要
DRN.007
元々は廃棄物処理用のロボットで、
特殊武器「ファイヤーストーム」により7000~8000℃の炎を自由に操ることができる。
情熱的な性格だが、怒りっぽいのが欠点である。
こちらが一定の距離を置いたり攻撃すると、ファイヤーストームで攻撃してくる。ファイヤーストームが通った跡には一時的に火柱が立ち、次の攻撃が回避しづらくなる。
弱点武器はアイススラッシャー。
こちらの攻撃に反応して負けじと反撃してくるため、バスターを闇雲に連射すると地面の残り火含めて回避不能の事態に陥る。
エレキマン同様、一定の距離に近づくとファイヤーストームを放つので、その距離を保ちつつ垂直ジャンプ+単発バスターの繰り返しで、地面の残り火もすぐ消えるため完封可能。
防御力も低いので、知っていれば最もノーダメージ撃破が安定するボス。
GB版の「ロックマンワールド」に至ってはそもそも地面に火柱すら残らず、本家のような狂った連射もしてこないので、初見でも垂直ジャンプとバスターのみであっさり勝ててしまう。
「スーパーアドベンチャーロックマン」ではクラッシュマンとの戦いに負けた際に登場する。
CVは大森章督。
入手できる特殊武器
ファイヤーストーム
前方に1発の炎を発射するのと同時に、ロックマンの周囲に1発の炎が回転する武器。
攻撃と防御の両方に使えるため、いわばシールドシステムの原型である。
ボンバーマンの弱点であり、またカットマンにも大きなダメージが入る(そもそもバスターで3ダメージが入るほど素の防御力が低いが)。
ロックマンロックマンではオイルマン、ロックマンワールドではカットマンの弱点。
『ロックマンロックマン』のファイヤーマン
CV:いずみ尚
一人称は「オレ」。見た目どおり熱い性格で、良くも悪くもヒーロー道一直線。
正義の炎で悪を焼き尽くし、
どんなに不利な状況に陥っても「熱い展開」、
または「これを乗り越えてこそ真のヒーロー」と解釈し臆することなく立ち向かう。
しかし、人の話をあまり聞かない傾向があり、他人からウザがられることも少なくない……というより、大半の相手と明らかに会話が成立していない。
また、ロールやアイスマンといった可愛い子(性別不問)に対しては目の色が変わってしまうほど萌えるクセがあり、
ロボットの中では強気なロールを唯一恐れさせたロックマンロックマンの中で、ある意味凄い奴かもしれない。
ちなみにボンバーマンとは波長が近いせいか、全キャラの中で唯一コミュニケーションがまともに成立している。
ボスとしての動きや攻撃方法はFC版とほぼ変わらないが、こちらはファイヤーストームが通った跡に火柱が立たないので攻撃が回避しやすくなっている。しかし、難易度が「きつきつ」になるとジャンプをして空中と地上といった二段重ねの連続攻撃もしてくるようになる。
当然FC版で可能だったハメは修正されており、更に後述の大技で逃げ場を狭めてくる強敵。
大技は、ロックマンX8のメルトクリーパーを思わせるような地を這って進み火柱を放つ攻撃を使う。難易度が「きつきつ」なると、火柱が壁まで届いたときに一回だけ逆方向に折り返すようになる。
彼の前に幾多ものオイルマンの屍が積み重なったであろう事は想像に難くない。
弱点武器はFC版と同じアイススラッシャー。
プレイヤーとしては非常に強力で、ファイヤーストームがロックマン使用時より大きく破壊力抜群。
さらに3連射できるので、適当に連射するだけで破壊の限りを尽くして、あっという間に地獄絵図と化すのは想像に難くない。(特にオイルマンステージ。彼との戦闘も含む。)
この上バリアまで展開出来るなど、後述の弱体化時を除けば8ボスではぶっちぎりで強い。
その尋常じゃない火力は本当にゴミ処理用ロボなのか、むしろ社会のゴミ処理用ロボなのではないかと、正直ライト博士の開発コンセプトを疑いたくなるほどである。
さらに専用アクションとして雪床ブロックに接することでブロックを溶かすことができる。
水に触れると頭の炎が消えてしまい、ファイヤーストームが弱体化、具体的には回転する炎しか出なくなるする上に、雪床ブロックが溶けなくなってしまう。
しかし、基本的に炎のトラップに触れてもダメージを受けない上に、頭の炎が消えている場合は再点火することができる。
また、炎のバリア自体のダメージ回転率もそう悪いものではなく、水中ステージでもそこまで絶望的な事態に陥る事はない。
クラシックモードでもやはりFC版でのハメは修正されている。まともな回避が難しく、こちらでも屈指の強敵。
ロックマンメガミックスのファイヤーマン
デザインとしては原作版とは変わらないが、戦闘や仕事以外には頭の炎を小さくし
マスクを解除(普通に口が描かれている)すると言う、ありがひとし版風にアレンジされている。
好漢で、熱血漢と言う性格は残されているが、暴走するような事は無く、仲間想いな点や事件に立ち向かう姿勢などで現されている。
現状を分析し、わざわざ言葉にして仲間と共有する一方で自身は内心最悪の自体を覚悟すると、冷静さや現実的な面もある。
(例:勢いで仲間と脱獄し逃亡中になってしまうものの、自分達や関係者の状況を整理し、以降の行動の方向性を提案する)
Archie Comics Mega Manのファイヤーマン
『ロックマン編』から初登場し、当時はワイリーの手によって敵ロボットとしてロックマンに立ち向かったが、後にライト博士の修理により、ロックマンをサポートする仲間として登場する。当初は戦闘開始早々から『アイススラッシャー』一撃で倒されると言う呆気ない負け方を披露した。
性格はロクロクと同じように正義感は強いが、逆にロリコン設定は取り除かれている。また、ありがひとし版と同じように熱血漢でありながらも冷静な一面も加わっている。
関連イラスト
関連タグ
その他に炎を扱うロボットたち
ヒートマン フレイムマン バーナーマン マグママン ソーラーマン トーチマン